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2017年11月 1日 (水)

国宝観覧入洛記1:国宝展

毎年結婚記念日にはそれなりの所に食事に出かけているが、今年は京都で「国宝展」が開催され、しかも平日休みが取れる時に幻の名器である龍光院蔵の「曜変天目」が展示されることを知って、日帰りで入洛してそれに代替することと相成った。

朝早い新幹線で寝ぼけまなこだったが
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優麗たる富士の峰が目に入った時にはさすがに目が冴える。
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幸先よく今日一日の瑞兆が現れよい心持で京都到着。まずは八条口のコインロッカーに荷物を預け、9時前のバスにのり博物館には9時丁度着。事前情報ではかなりの行列と聞いていたが、この時点では建物内に入れるくらいで順番としては300番目位。

しかし10分もすると建物内の行列が外に延び、開館の9時半には長蛇の列が…もう1-2本遅い新幹線だったら危なかった。
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↑帰りに出来ていた行列。80分待ちになっていた。

観覧も十分作戦を練っていた。目当ての「曜変天目」は館内に入っても待ちの行列が出来るという。そこで入館したら展示の最後半にあるそこを真っ先に見物し、その後目当てのものを空いている内に順に拾っていくというもの。

好都合なことに本来の入口である3Fへのエレベーター前に1Fから入場する場合はこちらと案内が出ていたので一目散に曜変天目が展示されている部屋へ。するとまだここまで到達している見物客はほとんどおらず、4・5人が並んでいるのみだったので、ゆったりと鑑賞が出来た。

どちらかといえば藤田美所蔵の曜変に近く、輝紺の大宇宙に澄んだ光を放つ星たちが瞬く景色が広がり、見ていて吸い込まれそうになるし胸が高鳴るのを感じた。

その後、列に並ばずもう一段外から覗き込むようにしたが、今度は周りにあるすべてのものを飲み込むブラックホールのようにも見え、わずか数寸の椀ながらその存在の絶対感は流石だった。
Photo
次点は雪舟の慧可断臂図。岩や慧可の表情の細密さと達磨禅師の後背の空白との描写の隔絶が、両者の関係を象徴しているようにも見えて色々想像が捗る。慧可の視点から画を見ると、達磨の背中が”無”そのものに見え、取りつく島の無い絶望がこちらに迫ってくる感もあった。
Ekadanbizu
その他では縄文土偶シリーズと火焔土器は原初の衝動が具現化されている凄味があったし、
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Jomon_vessel
「風神雷神図」も初めて本家を目にしたし、
Fujinraijintawaraya
予想に反して優美な姿形と繊細な口の造形に見蕩れた「飛青磁花瓶」は拾いものだったし、
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流石国宝だけの展示とあって枚挙にいとまがない。作戦成功も相まって満足いく見学が出来た。(作品写真はいずれもネットから引用)

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