2019年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

ブログ内検索


無料ブログはココログ

« 2018年10月 | トップページ | 2018年12月 »

2018年11月16日 (金)

懐旧金沢シーサイド(下):杉田臨海緑地・中原亭・柴漁港の魚を味わう

並木北から南部市場までシーサイドラインに乗って行く。市場はすでに卸売機能は停止して、今は隣に大規模な産直棟を建てて地産地消の一大拠点に変貌を遂げる真っ最中。完成した暁にはぜひとも立ち寄ってみたい。
Dscn6182
市場を横目に杉田方面へ歩くと、子供の頃の主釣り場であった杉田川やそれに隣接する日飛、横浜マリーナが見えてきて懐かしさがこみ上げる。
Dscn6185
Dscn6186
Dscn6191
往時「マリーナ」と呼ばれた日飛前の空き地でアイナメやハゼ、回遊するシコイワシを釣っては楽しんでいたが、今は「杉田臨海緑地公園」として整備されていて随分と綺麗に様変わりしていた。
Dscn6188
釣りの方はあんまり芳しくないようだったが、家族連れが楽し気に釣りに興じている様子はいかにも平和な光景で心和む。沖合のテトラの堤防はまったく同じ姿のまま残っていて、丁度晩秋の頃湾内にちょい投げすると落ちハゼが入れ食いになったことがあって、友人たちと興奮しながら家路についたことが思い起こされた。

そんな甘い記憶もこの表札で一気に冷めた。皆大変な目に遭わされただろうな・・・
Dscn6193
新杉田まで歩き、古株のいわし料理乃津前を通過して
Dscn6194
目指すは中華の中原亭。
Dscn6195
勤め始めた頃、給料が出るとここに行って五目おこげをビールでやるのが楽しみだったのを思い出して寄ってみることにした。店は往年の街の食堂スタイルから、中華居酒屋スタイルに変貌していて昼はランチメニューしか頼めない仕様に変わっていた。あれれ、大丈夫かな・・・と不安になりながら五目焼そばを注文。

予想外に清湯ベースのあんかけでしかもキャベツがメイン。これはやばいパターンでは・・・と一口食べてみたところ杞憂に終わる。キャベツはきちんとクタクタになるまで火が通っていて、清湯ベースの餡もくどさのないさっぱりした仕上がりで美味しい。往年のうま煮餡を期待していたのは裏切られたけれど、これはこれでとても美味しくいただけてほっとした。
Dscn6196
帰りがけ、20年前には元気に接客をしていた女将さんが厨房に現れてにこやかな笑顔を見ることが出来た。会話している内容から、今は時折様子を見に来る程度のようだったが、お世話になった頃の温顔に再びまみえて、「来た甲斐があったな」としみじみ感じ、心の中で「その節は大変お世話になりました。御盛業で何よりです。」と呟いて店を後にした。


自宅では柴漁港で仕入れてきた魚で数日魚の酒宴が催された。鯒は初めてだったので捌くのに苦労させられたが、
Dscn6206
薄造り・焼き霜造りにあら煮、昆布締めと様々に調理して高貴な白身を堪能。
Dscn6209
Dscn6208
Dscn6214
Dscn6228
穴子は煮穴子にして、うどんにも載せて食べる。
Dscn6211
Dscn6217
穴子の残りと鯒の残りは、釣ってきたハゼと共に揚げて江戸前天婦羅として楽しむ。これがさっぱりとした仕上がりで、すだち塩でやったら堪らなかった。
Dscn6225
特筆ものは活けクマエビで、酒塩して半日置いた後に3分ほど蒸してやったら真っ赤に仕上がり食欲をそそる。殻をむいてかぶりつくと、歯応えと海老特有の香気が素晴らしくて悶絶。これは次回もっと買いたい。
Dscn6213
来年季節を迎えたら、釣りに遠征に行こうと心に決めた次第。



中原亭中華料理 / 新杉田駅杉田駅屏風浦駅
昼総合点★★★☆☆ 3.4

2018年11月15日 (木)

懐旧金沢シーサイド(上):柴漁港・福浦・並木

この秋は友人によって釣りに久々に目覚め、また母校のクラス会幹事をすることにもなって、子供の頃釣りに出かけた金沢の海がどうなっているのかが気になった。あれこれ検索していると丁度いいことに柴漁港でお祭りがあるというから、シーサイドラインの一日乗車券を使ってあちこち見て回ってみた。
Dscn6260
八景駅はシーサイドラインとの直結工事で全く様変わりしていたが、平潟湾から見える景色は記憶のままで、朝靄にかすむ様子は金沢八景と称賛されたころの片鱗を覗かせてくれた。
Dscn6152
海の公園柴口で下車して歩いて3-4分行くと漁港に到着。大漁旗が翻って祭りの雰囲気を盛り上げていた。
Dscn6157
Dscn6162
Dscn6161
目当ての鮮魚の直売は開始10分前ですでに30人ほどが行列していたが、大きな混乱もなく無事活けのマゴチとクマエビ、それに〆た穴子二尾を購入。港直売と言っても全然市価と変わらずこれで2千円弱。希少な魚を仕入れることができるのだから、こちらとしては全く問題ない。

その他の出店はあまり興味を引くものがなかったので、またシーサイドラインに乗って市大医学部前まで行く。ここは社会人になってすぐの頃病を得て入院していた因縁の場所。改めてみると随分立派なところに入れてもらえていたのだなと感心する。
Dscn6164
歩いて海の方へ10分も行くと、東京近郊では屈指の釣り場である福浦に到着。土日は物凄い混雑ぶりときいていたが、そこまででは無かった。
Dscn6168
Dscn6170
Dscn6169
↑足元には木っ端メジナが群れていた

このどこまでも続く岸壁に何度も何度も通って釣れない釣りを展開していたなぁとしばし懐かしんだら、踵を返してまたシーサイドラインへ。
Dscn6171
Dscn6173
よく覗いている和菓子マニアの方がちょくちょく寄っている並木の富貴へ寄るべく、並木北駅へ。

その名の通り並木が続く道を行くと、
Dscn6176
懐かしいシーサイドショッピングセンターのアーチが見えてくる。
Dscn6177
Dscn6178
店はこの一角、OKストアの隣で盛業中。中へ入ると上生菓子だけで7-8種類も揃い、目移りしてしばし逡巡してしまうほど。お陰で久々に選ぶ楽しみを味わうことが出来た。七五三の季節だったので神社のモチーフで鈴や鳩が並び、あとは晩秋の雰囲気を伝えるきのこや茅葺に霜が降りる様など、なるほど随分造形美に長けた菓子が揃っている。
Dscn6199
Dscn6201
Dscn6202
Dscn6200
また、霜の見事なグラデーションと言い、咲き始めたさざんかの小さな花といい、鈴の紅白綱といい、細部まで一切手抜きなく作り上げているのが驚きで、ここに導いてくれた先達が贔屓にしているのもよくわかる品々だった。もちろん、味も申し分なく、ほこほこと甘みが口に広がる優しい味わいが心に残った。

店を出てとなりの船溜まりへ行くと、陽光を一身に浴びて心地よい。
Dscn6179
往時はこの季節ならハゼ釣り師で賑わっていたが、今は渡り鳥を撮影しようとバズーカをずらりと並べたカメラ師たちがたくさん居てのどかな光景を展開していた。


再び並木北駅に戻って、南部市場まで行く。
Dscn6180

富貴和菓子 / 並木北駅並木中央駅京急富岡駅
昼総合点★★★☆☆ 3.8

2018年11月10日 (土)

寒露褐色油壺2:静観荘

宿をとったのは避風塘となる油壺湾を眼下に見下ろす静観荘。その立地から朝晩の湾の変化が部屋から楽しめる。

Dscn5958
Dscn6001
Dscn6079
ここにヨットを係留する人が利用する客の大宗を占めるとあって、魚が旨いことは言うまでもない。

初日の晩は食べることに没頭して写真をあまり撮れなかったが、こっくり仕上げたカワハギの煮付やねっとり具合が堪らず酒が進む太刀魚のなめろうなど小品が抜かりなく美味で嬉しくなる。
Dscn6008
Dscn6009
しかしこの日は姿盛りで出されたアカハタが圧巻だった。しっとりした身を噛み締めると得も言われぬ旨味が口に広がってしばし恍惚の時を過ごすことに。
Dscn6006_2
湯引きした皮と胃のコリっとした食感も、肝のあっさりとしたコク深さも印象に残る旨さだった。
Dscn6007

翌朝、これまた魚尽くしの膳で唸ってしまう。
Dscn6012
特に宗田鰹のヅケはねっとりとした身質が官能的で、絶妙の塩加減のエボダイとともに朝からどんぶり飯と相成ってしまった戦犯といっていい。
Dscn6014
Dscn6018
二日目の夜もまだまだ魚攻めが続いて嬉しい悲鳴を上げた。えぐみを抜くのに白ワインを使った〆鯖、
Dscn6060
出汁の風味で食べる栄螺のつぼ焼き、
Dscn6061
ぶりんとした身が楽しめるカサゴの酒蒸し、
Dscn6062
リクエストにより再度登場の宗田鰹の和風ドレッシング和え、
Dscn6063
まるでかまぼこのような弾力と香ばしさが酒を呼ぶ太刀魚のサンガ焼き、
Dscn6064
噛み締めがあって旨味の強い本かますの塩焼き
Dscn6065
とどれもこれも素材の確かさとそれに加えた一工夫が見事に味に昇華していて実に旨い。

白眉は昨日に続いて姿盛りで供された「リュウオウ」。
Dscn6056
リュウオウとは三浦での呼び名で、どうやらフサカサゴなどオニカサゴ系の魚のようだが、頭から背中にかけて続くトゲが龍のそれににていることから名付けられたらしい。
Dscn6059
これがコリコリの身で、じんわり旨味が広がる逸品。毎晩魚の調理法など楽しく教えてくださった女将さんが一番好きな魚なんだというのも頷ける。

もちろんこれも皮・肝・胃が供され、特に肝はさらりと通り過ぎるのに風味の余韻がいつまでも続いて、その間盃を数度空けることになるという酒徒惑溺の佳肴であった。
Dscn6058
前日のアカハタに続き、このリュウオウも翌日の朝にアラを味噌汁にしていただいたのだが、どこに潜んでいたのかというくらい脂が染み出してきて、少し肌寒くなった気候だったから、殊の外身体が喜ぶ一椀だった。
Dscn6072

最終日の朝食は以下の通りで、魚攻めの悦楽の終止符を打つことに。
Dscn6068
Dscn6069
Dscn6070
↑またもや宗田鰹のヅケを!ありがたや・・・
Dscn6074
Dscn6073
↑数年ぶりに旨い鯵の干物を食べた。秘訣を教えてもらったのは僥倖。

湾を眺める風呂を貸切にしてもらって、夕日を浴びながら思う存分身体を伸ばして湯あみを楽しめたし、
Dscn6004
偶々地縁のあった女将さんと往年のスターの話などに花が咲いて寛いで滞在することが出来た。

建物はそこそこ年季を経ているものの、
Dscn6080
掃除は行き届いていて毎日花も活けてくれるなど心遣いが嬉しく、
Dscn6055
水回りのフロアシートなどの模様は懐かしい雰囲気があって個人的には心安らいだ。
Dscn6019
Dscn6020
魚食に造詣が深く静かな時間を過ごしたい向きには、絶好の宿だと思う。

味な宿 静歓荘旅館 / 三崎口駅
夜総合点★★★☆☆ 3.8

2018年11月 5日 (月)

寒露褐色油壺1:小網代の森・マリンパーク

油壺に魚の美味しい宿があるそうなので出かけたいとの家人の申し入れを受けて、およそ20年ぶりで界隈に出かけた。
Dscn5952
初日、宿に荷物を預けてからかねてから足を運びたいと思っていた小網代の森へ。本当は森から海へ至る道が正しいのだろうが、宿が海側の入り口に近かったので、シーボニア脇を通り海側から行くことに。
Dscn5959
先日の大型台風で塩害がひどいと聞いていたが、森に行く道すがら枯れた木々を見て嫌な予感が。
Dscn5962
Dscn5964
山の切通のようなところを抜けると小さな湾が開けて眺めがいい。
Dscn5969
Dscn5971
しかし、想像していた通り塩害によって森は一面褐色の有様。期待していた鬱蒼とした森と海のコントラストが楽しめず残念。
Dscn5972
しかし、小さな野の花や西日に輝く葦原の美しさには触れることはできて心和む。
Dscn5966
Dscn5990
Dscn5987
宿泊した翌日は油壺マリンパークへ。ここは幼少期家族と、そして小学校の遠足、大人になって家人とのデート、そして今回と四回目の訪問となる。千葉にあるねずみの国には2回しか行ったことがないから、よほどの贔屓ぶりと言える。
Dscn6024
Dscn6038

↑チンアナゴはサンシャインに見に行った記憶が。物凄い並んだことしか覚えていないが・・・

丁度開場50周年ということでイルカショーもそれ用に演出されていたが、なんともほのぼのとした出し物で心が緩む。
Dscn6026
また魚たちの学校という出し物は確か幼少期の写真にもあったから、40年以上変わらず続いているようで、もはや伝統芸の域に入っているように思われた。
Dscn6027
Dscn6028
比較的新し目のカワウソの展示は、その行動をつぶさに見られるよう透明のチューブなど多用していたが、カワウソが昼寝タイムのようで全く用をなしておらず思わず苦笑。それでもかわいらしい寝姿を見ることが出来たのは収穫だった。
Dscn6044
Dscn6043
見終えて水族館脇の道を下って浜に出る。大学の頃のバイトでここにたくさんのテントを張ったのだが、よくぞこの急な坂を上り下りしていたなと感慨にふける。
Dscn6048
Dscn6051
海岸には誰もおらず、往時は身を寄せ合った家人もつれなくブラブラとして時間を持て余し気味の様子。独り遠くに過ぎ去った若さと時間を懐かしみ、宿へと引き返すことにした。
Dscn6054

2018年11月 1日 (木)

京急沿線ハゼ・シロギス釣り

秋口に小学校以来の友人と呑んだ際「久々に釣りに行ってみたい」との話があり、色々調べたら多摩川河口でハゼが釣れるとのことだったので、もう1名誘って出かけてみた。

川の河口とは言え、そこは多摩川だから川幅は500Mほどあってほとんど海といってよく、遠くに二大タワーが臨めてなかなかの景色だった。
Dscn6094
Dscn6095
潮が満ちてくるタイミングだったが、岸壁から5Mのところにウキを落とすとその度に沈むという入れ食い状態。1.5時間ほどで45匹と数は申し分なかったが、ほとんどが10㎝前後とサイズが小さい。9月下旬だったから、それもやむを得ないところか。
Dscn6093
帰りには黒湯の温泉銭湯で汗を流して、蒲田の鳥万で一杯やって・・・と手軽に行楽気分を満喫できたのに気を良くして、今度は午前に津久井浜でシロギス、午後は大岡川でハゼという釣行を企画。

津久井浜は東京湾内で波が静かなイメージだったがこの日はうねりが入って波が高く、ひどい時は岸から10M以上引き波で底が見えてしまうような状況。ちょい投げでかなり釣れるという情報を頼りにコンパクトロッドしか持って行かなかった我々には厳しい状況だった。
Dscn6101
そんな中、下げ3分に入ったタイミングで友人が丸々と太ったシロギスの大物を釣り上げる。
Dscn6102
25㎝弱と大迫力の魚体で、これを見て俄然やる気を出すが、こちらはクサフグ2匹が釣れたのみ。昼前に切り上げて京急で日ノ出町まで行き、午後は大岡川河口でハゼ釣りへ。桜木町のワシントンホテル裏にボードウォークが出来ていて、みなとみらいを一望できる好立地。
Dscn6103
↑チビハゼを足元に逃がしてやると、物陰に隠れていたフッコが現れ丸飲みするのを何度も目撃。うまいこと考えたものだ。

10月末と秋が深まったせいか、ここは多摩川河口の時より食いが渋い。また、1号のオモリを使ったちょい投げなので、うき釣りとは違ってなかなか針にかけることが難しかった。2時間半頑張ったが、なんとか20匹を釣り上げるに留まる。その後はぴおシティで打ち上げをして、ほろっと酔って帰路についた。

ハゼは小さいが、今回道糸をPEラインに変えたところ、アタリが鋭敏に伝わってきてプルプルという手ごたえがなんとも楽しかった。美しい夕景も楽しめたし、来年以降もこの時期の釣行→(温泉)→呑みという気楽な釣行は楽しんでみたい。
Dscn6096

« 2018年10月 | トップページ | 2018年12月 »