2019年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

ブログ内検索


無料ブログはココログ

« 津軽海峡北南11:くどうラーメン・嘉一 | トップページ | 津軽海峡北南13:リゾートしらかみ・石場旅館 »

2019年6月22日 (土)

津軽海峡北南12:シュトラウス・甘精堂・クレオパトラ

【シュトラウス・甘精堂】
青森に行く楽しみの一つは「シュトラウス」に再訪することだった。相変わらず豪奢な雰囲気を保っていて、判っていてもここが青森であることを忘れさせる位のものだから矢張感服する。
Dscn7790
Dscn7785
前回の訪問時には品切れだった「アプフェルシュトゥルーデル」があったので迷わずそれを注文する。
Dscn7788_20190704193301
薄手の生地の中には林檎・干し葡萄・ナッツ類のフィリングがぎっちり入っていて、ゲルマン系の律義さを体現しているかのようだった。酸味と甘みと香ばしさ、それにシナモンの香り付けも程よくて絶妙の均衡を保っている。これには生クリームの利いたウィンナーコーヒーの円やかな苦みが丁度よく、ウィーンでの午後のひと時もかくあらんという完成度に甚く満足した。

階下に降りるとお土産用の廉価版シュトゥルーデルがあったので買ってみたが、こちらはアップルパイのスティック版という仕上がりで、青森土産として喜ばれそうな一品だった。
Dscn7801
Dscn7802
ここに来て忘れてならないのはそもそもの経営母体である和菓子の甘精堂で、昆布羊羹で名を馳せているが店の片隅に美麗な仕上がりの上生菓子が置いてあったので買って帰った。「清流」は見事な透明感に加え、苔の表現と共に川の匂いを運ぶ青海苔が微かに忍ばせてあって、その心配りにも瞠目させられた。
Dscn7869
Dscn7870
「涼風」の淡い色彩と情緒深いグラデーションも美しい。
Dscn7872
いずれも申し分ない出来で揺るぎない老舗の底力を見た思いがした。ここの上生菓子はもっと評判をとってもいいと思う。

【クレオパトラ】
今夜の宿であるアートホテル青森に向かって新町通りを行くと、終点近くにただならぬ雰囲気を放つ喫茶店があったので、当初予定した「マロン」をやめて翌朝その「クレオパトラ」へ行くことにした。

この投稿をInstagramで見る

じょにさん(@johnny.0618)がシェアした投稿 -

重厚で装飾的な調度品は純喫茶らしさを感じさせるが、店名からエジプトやアフリカを想起させるオブジェも多数飾ってあって、兼高かおるの家にでも招かれたかのような気持ちになった。
Dscn7807
また京都のイノダ本店のように店内に坪庭があって、そこから採光されているから店構えの印象より随分明るく、朝露に濡れ青々とした草木を眺めて飲む珈琲には清々しさすら漂っていた。

朝食に頼んだミックスサンドは鮮やかな色合いで食欲をそそり、オムレツも固からず柔らかすぎず玄妙な仕上がりで朝から幸福な気持ちになる。
Dsc_0101
トイレの装飾も特徴的で印象に残るものだし、そこここに念の入った見事な店だった。余談だがインスタグラムに随分当店の写真が載っていて、ここを放ってはおかない青森女子の成熟ぶりにも感じ入った次第。

« 津軽海峡北南11:くどうラーメン・嘉一 | トップページ | 津軽海峡北南13:リゾートしらかみ・石場旅館 »

愛すべき料理店」カテゴリの記事

愛すべき空間」カテゴリの記事

旅:東北(2006、09-13,16-18)」カテゴリの記事

2016~食べた店」カテゴリの記事

和菓子(東京以外)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 津軽海峡北南11:くどうラーメン・嘉一 | トップページ | 津軽海峡北南13:リゾートしらかみ・石場旅館 »