2019年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

ブログ内検索


無料ブログはココログ

« 2019年6月 | トップページ | 2019年8月 »

2019年7月30日 (火)

小山台高校野球班を応援する2019

去年母校の応援で初めて高校野球の予選を観戦したが、今年は区内の公立校小山台が東東京の第1シードということで動向を追っていたところ、順当に勝ち上がってきたので二度球場に足を運んで応援した。その内5回戦の対安田学園戦は痺れた。
Dscn8164
8回まで散発な攻めが続き、0-3と劣勢のまま9回表の攻撃に。ここからが凄かった。ヒットと四球で1アウト満塁として7番森君のライト前で1点。続く代打香取君はサードゴロ。三塁ランナーが生還して2-3となったがサードベースにタッチされ2アウト、更に素早く1塁に投げて万事休すか・・・・と思ったがセーフ。危うくゲッツーを逃れ、なんとか2アウト1・2塁で9番ピッチャーの安居院君。フルスイングでレフトに上がった打球はふらふらと思ったよりも伸びて行って・・・レフト倒れこむも捕球できず!1・2塁走者が生還して4-3と逆転!

スタンドは狂乱状態で、自分も家人とハイタッチをして大騒ぎ。9回裏はピチっと3人で閉めてゲームセット。劇的な勝利で言いようのない昂揚感にスタンド全体が包まれ、もの凄い熱気と興奮。高校野球の醍醐味を味わい、帰路の間はずっと家人と試合回顧をした有様。

その後準決勝、決勝と勝ち進んだが、2年連続の準優勝。実に惜しかったが、選手たちはやり切った晴れ晴れとした顔で表彰式に臨んでいて、実に清々しい気持になる。決勝は強力打線を封じ込めようと戦略を練って臨んだと翌日の記事(
「都立の星」小山台を支えた捕手決勝を見据え餌まいた)を読んで知った。確かに強打者相手に内角をズバズバ攻めて、研究しつくしているなぁ・・・と思っていたが、遥か二試合前から敢えて外角の球ばかり投げて、相手に「外角しか投げてこないバッテリー」と思い込ませていたとは・・・”武蔵小山の諸葛亮”と呼びたいくらいのキャッチャー吉田君の戦略にただただ感嘆するばかりだった。

私立高は関東一円から選手を集めて寮生活をし、午前中で授業を終えて午後は全員でバスに乗って近県に備えられた広々とした練習グラウンドで毎日数時間みっちり練習というのが主流だという。対して小山台は武蔵小山駅前の狭小なグラウンドを他の班活動と共有し、しかも夜学があるので練習は3時半から5時まで。勉強を疎かにしないため週一日は休みをとり、赤点や1を取ったら野球禁止という。もちろん野球推薦で入学する選手はおらず、偏差値も68程度と最上位クラス。そういう限られた環境の中、知恵と工夫と努力で互角に渡り合うチームの姿は、我々大人も随分学ぶべきところがあると思わされた。

熱狂する上に学びまである。高校野球観戦はなかなかいい趣味だと改めて気づかされたこの夏だった。小山台高校野球班の皆さん、お疲れさまでした。そして有難うございました。

↑神宮でこの応援を聞いて胸が震えた・・・

2019年7月25日 (木)

梅雨寒の食卓と京橋美々卯

川島雄三が贔屓にしていたと聞き及んで行きたいと思っていた京橋の「美々卯」。界隈には往時日活も大映も本社を置いていたから、きっと川島は給金が出たら会計係から現金を鷲掴みにしてすぐそばの「美々卯」で腹ごしらえをしてから、銀座の綺麗どころが揃ったクラブへ繰り出してしこたま飲むなんてことをしていたのだろうな・・・と夢想したが、ここの美々卯は70年代に入ってから出来たそうで、彼は既に彼岸の人となっていたから行きつけにしたのは関西にシャシンを撮りに行った際に立ち寄っただろう本店の方らしい。

梅雨寒が続き、よく覗いているブログの方が夏限定の鱧しゃぶすきを堪能しているのを見て、今こそと思い立って重厚な店の門をくぐる。勝手にお座敷が多いのかと思ったら半個室のテーブル席がほとんどで、来店客の年齢層から車椅子でも楽に入退店できるように改築された模様。ここにも我が国の老いの影を見る思いがした。
Dscn8116
Dscn8113
予約の時に「一人前は鱧しゃぶすき、もう一人前はうどんすき」とお願いし、まずは出汁がたっぷり出る鱧しゃぶすきから始める。骨の炙ったもので風味付けをするあたりの演出が心憎い。
Dscn8099
Dscn8100
Dscn8108
Dscn8102
脂っ気はあるものの、あくまでふわふわとした鱧にはやはり薄口の出汁がよく合うし、鱧を出汁で振っている内に表面に浮かんでくる脂がキラキラ黄金色に輝いて美しかった。ここに通常のうどんすきを入れて食べたが、ほんのり鱧の脂が回って絶妙のコクを与えているので実に美味しい。

それに出汁味に飽きないように添えられた粉山椒がまた鮮烈な香りで実にいい。あまりに気に入って帰りに土産として買ってかえってしまったほど。
Dscn8109
突き出しも夏らしいものだったし、刺身も手抜かりなく、全体に調子の整った味でとても満足した。
Dscn8095
Dscn8096
Dscn8104
Dscn8092
その後も梅雨寒は続き、ジメジメと日照不足で気が塞いでしまったので、湿気払いに鰻を買ってきて早めの丑の日を自宅で開催。例によって戸越銀座の双川で蒲焼を買ってくる。
Dscn8134
流石に一串1,400円からとなっていたが、今は店で旨いうなぎを喰おうとすれば、四~五千円は覚悟しなければならないから随分安く済んで有難い限り。

これも双川で買ってきた立派な北海道産の土用蜆は椀にして、
Dscn8148
自家製白瓜と茄子の糠漬けも艶があって美しく、なかなかの膳に仕上がった。
Dscn8137
それでも中々梅雨は開けず閉口したが、再度鱧にご登板願って再々の湿気払い。今は鱧の骨切りしたものが業務用にパック詰めされて出荷されているようで、近所の魚屋でそれを買えたし東京でも手に入りやすくなった。玉子豆腐と冬瓜をあしらった椀は上品に仕上がって、これも梅雨の鬱陶しさを薙ぎ払うのに最適な菊正宗の樽酒ともよく合って美味しい。
Dscn8157
Dscn8144
鰻の時のタレを残しておいたので、塗り付けて照焼にしたらまずまずの仕上がりで美味しかった。
Dscn8158
蛤は霞煮にし、豊潤な旨味を堪能。
Dscn8151
止めに土用丑の日には穴子を買ってきて煮穴子にして食べたら、身質が滑らかでほんのりとした脂っ気が乗っていて、上品な美味しさ。やっぱり関東では鱧ではなくて穴子だなと思わされた。いずれにしろ、記録的な梅雨寒をにょろにょろする奴らのお陰で乗り切れたのは有難い限り。

2019年7月20日 (土)

梅雨前後のシロギス・ハゼ釣り

昨年久々にやりだした釣り。暖かくなってきたら行きたくてウズウズするくらいになった。各種情報網を駆使して釣果を追いかけていたところ、津久井浜でシロギスが釣れ始めたというので6月の頭に出かけたら、クサフグの猛襲にあってシロギスは15cm程度が二尾釣れただけ。
Dscn7513
↑去年10月の時に比べ随分波が静かだったのだが・・・

この日は買ったばかりのPEライン1号を昔使っていた投げ用リールに巻いて、力糸をつけずに10号のオモリで投げていたが、大体2色半どまり。最後の方で3色飛んだらシロギスがかかったので、遠投できるようにしないとと思い、PEの3号を買って力糸にし、7月に入って好調が伝えられた東扇島西公園に赴いた。
Dscn8087
シロギスは産卵期を迎えて喰いがよく、投げればほぼアタリがあるが、なかなか針にかからない。そこで7号から6号に針を替えたら続々釣れて20㎝を筆頭に3時間弱で12尾と納得の釣果。
Dscn8089
翌週も出掛けて今度はコツをつかんだので2時間で9尾。ただ卵を抱いている個体が多いから、針がかりの良い5尾はリリースした。力糸をつけてオモリを20号にしたので3色半から4色ちょっとまで飛距離は伸びて、大分爽快感も出てきて楽しめた。

そうこうするうちに、ハゼが釣れ始めたとのことで、去年よく行った多摩川河口に行ったが、7cmほどのものが二尾釣れただけ。リベンジと思って数十尾釣れたとの情報を得た大井海浜公園にも行ってみたが、ここも貧果でやはり二尾。
Dscn8172
Dscn8173
↑水に立ち入って釣りするために地下足袋まで持参したのだが・・・尚、ハゼを狙ってアカエイがウロウロしていたのでよくよく注意する必要がある。

まだ時期が早すぎたのかもしれない。それでも長梅雨で辟易していた中、夏空の下膝まで水に入っての釣りはいかにもこの季節らしくて気持ちがスカッとしたし、乾いた喉にとにかくビールが旨くてしょうがなかったので良しとした。
Dscn8174

2019年7月 4日 (木)

津軽海峡北南24:まとめ・参考になったサイト・本

最初と最後に天候が悪化したものの、概ね狙い通りの旅は出来て満足した。函館は観光シフトが顕著だけれども、探せば見つけものの店もあって好印象。実現できなかった大沼のカヌーをしに再訪したい。

弘前は人口17万人とは思えないほど飲食店の層が厚く、また伝統に裏打ちされた逸品が多かったから再訪必至。似たような雰囲気を持つ盛岡とともに行くというのが良さそうかなと思っている。

今回土産は和菓子ばかりになったが、弘前の「ステイブル」では白磁の徳利が気に入って購入。一合半入るというのが我々夫婦にとっては丁度良い量で良い買い物が出来た。
Dscn8185
あれば買おうと思っていた漆器の菓子皿は見当たらず断念。9年前のように活きシャコがあればと寄った虹のマート。シャコは季節が終わってしまっていたので見当たらず。なのでホッケを1匹買ってきて干物にしたら、身がしっとりと柔らかく、脂乗りも上々で美味しかった。
Dscn7987
↑弘前の石場旅館前にあった「津軽工房社」はこぎん刺しを中心とした品々が揃っていて良かった

【役に立ったサイト・本】
函館観光協会の「はこぷら」は情報を逐次更新していて、営業時間や閉店情報などが正確だったので重宝した。また今回初めてインスタグラムで「函館」「弘前」を継続的に見るようにして、情報をとるように心掛けた。見かけて実際に行こうとなった場所などはないが、旅に向けて気持ちが高まる効果はあった。本では江澤香織の「青森・函館めぐり」が個人的に趣味が合ってとても良く、旅行計画の骨格を作る際に大いに役立った。

今度は秋口に行って、見事な紅葉の景色と街歩きを楽しみたいと思っている。最後に旅のスナップを少々。
Dscn7535_20190801161401
Dscn7581
Dscn7628_20190801161401
Dscn7657
Dscn7676_20190801161401
Dscn7834
Dscn7868
Dscn7918
Dscn7923_20190801161201
Dscn8007

2019年7月 3日 (水)

津軽海峡北南23:さくらんぼ狩り・秋田犬の里・石田ばら園等

旅の最終日は家人からたっての希望で、まずテレビで紹介されていたサクランボ狩りをしに「津軽ゆめりんごファーム」へ行った。
Dscn8011
Dscn8012
Dscn8009
↑リンゴはほんのり色付き始めた姫林檎の状態だった。

リンゴ畑の一角に雨除けのついたサクランボ園があり、一人1,000円で1時間食べ放題とかなり良心的な価格設定。行ってみると見事に熟したサクランボがたわわになっていて、摘まんでは口に放り込んで種を吐き、食べてはペッと種を飛ばし・・・・となかなか野趣あふれるもので、猿だった頃のDNAが活性化するのか繰り返していると興奮が高まり苦笑い。充分元は取れたる位は食べられたので、季節の味を思う存分堪能。
Dscn7996
その後、おぐらで支那そばを食べ、
Dscn8016_20190801154701
古遠部温泉に浸かり、
Dscn8018_20190801154701
道すがら以前行った芝谷地湿原に行ったら、3週間前に熊が出没したので閉鎖されていたので、
Dscn8020
Dscn8019
大館のアマリリスしんこやへ行って小休止。
Dscn8024
駅前の「秋田犬の里」をぶらりと巡って
Dscn8028
Dscn8029
花善の「鶏弁当」を夜御飯用に買ってから、
Dscn8026
季節を迎えていた石田バラ園に。若干見頃は過ぎていたが、それでも実に見事な咲きっぷり。
Dscn8033
Dscn8037
Dscn8040
隣の「秋田犬会館」も覗いてぐったり気味の二頭を労って、
Dscn8041
愈々大館能代空港に向かう。グーグルマップでは25分ほどで着くと出ていたので余裕だと思ったら、カーナビでは50分以上かかると出てきて離陸ギリギリだったから焦る。下道でトロトロ進むと高速の表示に「大館能代空港」と出てきたのでそれに乗ると、走っている車は皆無で、空恐ろしくなるほど。どうやらグーグルはこのバイパスが開通したことを知っていたが、カーナビは情報が更新されていないのか認識していないようだった。だから、ナビの画面では地図上の道なきところをずんずんとヘリにでも乗ってるように進んでいって可笑しかった。

↑この辺りを飛んでいた

結局余裕を持って空港には到着。雷雨に見舞われ出発は遅れたものの無事の帰京と相成った。

2019年7月 2日 (火)

津軽海峡北南22:おぐら・アマリリスしんこや

旅の最終日。雨に濡れながら弘前駅まで歩いてレンタカーを借り、大館方面へ向かう。昼は予め決めていた「おぐらや」で食べる事にする。

幹線道路沿いのこじんまりとした店だが、昼時だったので駐車する車で混雑していて、偶にしか車を運転しない自分にとってはヒヤヒヤもので車庫入れして入店。迷わず支那そばを頼む。
Dscn8015
シンプルなルックスの丼がほどなく登場。
Dscn8016
ささ濁りしたスープから醤油の香りが立ち上って胃を刺激する。香りほど醤油の味は強くなく全体にまあるい味わい。そこに自家製麵のツルシコ感が合わさって、バランスの良い一椀に仕上がっていた。メンマも叉焼も手堅い味で食後に化学調味料の味もせず、実直で旨いラーメンに出会えて嬉しくなった。
Dscn8017
【アマリリスしんこや】
大館は街のサイズに比して喫茶が充実していたのでどこに行くか悩んだが、和洋菓子を揃えたこちらの店の奥に喫茶コーナーがあるというので行ってみることにする。
Dscn8025
もはやアーケードを残すのみで商店はちらほらという一角に店はあったが、周囲の状況をものともせずに多種多様な菓子が並んでいた。もともとはしんこ餅を名物としていたようだが、今は洋菓子が主力のようだったのでレアチーズケーキを頼む。
Dscn8022
直線がピシリ決まり白・黄・紫の色どりが涼やかな一品で味わいはババロア感が強い。レモンの風味といい、子供の頃母親が作ってくれたヨーグルトケーキを彷彿とさせる味わいで懐かしい気持ちになる。

家人の頼んだチョコレートケーキも見目麗しく、コーティングされたチョコもたっぷりで美味しかった。
Dscn8021
店には引きも切らずお客が来てはソフトクリームやケーキや進物用の焼菓子を買っていて、いかに地元に愛されている店なのかが手に取るようにわかる。帰りに胡桃餅と薯蕷饅頭を買って帰ったが、胡桃餅は香ばしさとむっちりした食感のコントラストが後を引く一品だったし、薯蕷饅頭も品の良い甘さとしっくりとした口当たりを楽しめる優品だった。
Dscn8059
↑ご主人の名前を堂々記載しているところに矜持を感じる。
Dscn8062
Dscn8058
末永く市民に甘やかな夢を見させる店であってほしいと願って店を後にした。

2019年7月 1日 (月)

津軽海峡北南21:古遠部温泉・白馬龍神温泉

9年前に来た際には温泉を主眼としてこの地域を巡った。その際に入った津軽湯の沢温泉なりやや矢立温泉アクトバードはその後廃業してしまってもう入ることはできない。一番の気に入りで宿泊した古遠部温泉も一時休業したとの情報に触れ、今後どうなるやも知れず日帰り入浴だけでもと思い、最終日大館能代空港に向かう途中で立ち寄る。

相変わらずの山奥の細道を恐る恐る行くとようやく宿が見えてほっとする。週末だっただけにかなりの混雑でゆっくりは入っていられなかったが、相変わらずドバドバと豪放に源泉が注がれ、ジャバジャバと湯船からこぼれ、トド寝を楽しむ御仁もいて・・・と変わらぬ姿を保っていた。宿の方が変わられたようで随分禁止事項の張り紙が増えたが、秘湯マニアはやはり偏狂なところがあるのだろうから、ご苦労が偲ばれる。何はともあれ素晴らしいお湯に再び浸かることが出来たのは有難い限りだった。
Dscn8018
一方、弘前市街からも遠くないところになかなかの温泉が湧いているとのことで、そこへ向かう弘南鉄道にも乗ってみたかったのもあり出かけてみた。

中央弘前駅の駅舎が誘う郷愁といったらない。
Dscn7848
Dscn7926
線路の行き止まりには撫子が咲いていた。
Dscn7929
使用している車両は東急の旧型車両のようで、あちこちに形跡が残っていた。できれば池上線に戻って来てもらい、時折乗ってみたい味わい深い車両だった。
Dscn7931
Dscn7930
目的の白馬龍神温泉は松木平駅から歩いて10分弱。この駅もリンゴ畑の真ん中にあり、遠くに岩木山が遠望されて旅情をそそる駅だった。
Dscn7939
Dscn7940
一方で温泉は近代的な堂々とした造り。
Dscn7935_20190724202301
名物は析出物で出来たクレーター様の床。矢立温泉を思い出させる。
Dscn7936_20190724202301
あまりに尖ってしまうと歩けないほど痛いというので、時折グラインダーで削っているという。確かにクレーターの盛り上がり部分は色が変わっていて踏んでも痛みはさほど感じられない。室内の浴槽は広々としていたが、熱すぎて難渋。なので屋外の温めの露天湯でゆるゆると過ごした。市街地中心部から電車で15分も行くとこんないい湯にありつけるとは、弘前の街としての魅力を改めて発見した次第。

« 2019年6月 | トップページ | 2019年8月 »