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2019年11月15日 (金)

走水の鯵三昧

家人は今秋遂に一人で釣り船に乗るようになった。そうしてそのアグレッシブな姿勢が功を奏したのか鯵30匹の大漁となり、その意気に応えようと様々に調理してその味覚を楽しんだ。

刺身にする分は釣り上げて血抜きを施すようになったので、身の締まり方が格段に違い包丁に吸い付いてくる。それだから捌くのが楽で、自分が包丁名人になったような錯覚を起こした。歯応えが堪らないのでぶつ切りっぽくしたら大変に美味しかった。
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そうはいっても刺身に醤油ばかりではとても食べきれないので、あれこれ味変して楽しんだ。ヤンニョムをつけて韓国風にしたり、ヌクチャムとパクチーで和えてハワイのポキ風にしたり、ごまだれで和えてみたり。
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実に品の良い白身だったから、宇和島の鯛めしに倣って生卵とともにご飯にかけて食べたら悶絶した。
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定番のアジフライと干物も。ただ干物は筋肉質の走水の鯵ではやや筋張った仕上がりに。
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押し寿司は酒に合って「フフフ」と笑みがこぼれた。骨に塩して一晩置いてから沸騰させずに大根と一緒に煮て、仕上げに薄口醤油だけ入れた船場汁は果てしない旨味の奥行きがあって、ぬる燗に持って来い。これを干物をほぐしたものにかけまわして作った出汁茶漬は最上の〆と言っていいと思う。
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この船場汁につみれを入れて作った鍋も鯵の旨さが凝縮していて頗る付きで旨かった。
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最後はこの船場汁に残ったに二十匹分のだしがらについた身をそぎ取って集め、これに味噌とみりん、生姜、実山椒を入れて鯵の肉味噌を作ったが、焼いて酒のアテにもいいし、もっちりとした新米で作ったおにぎりに塗り付けて焼いたものなど、余りもので作ったとは思えぬ旨さで、やはりきちんと始末することの大事さを再認識させられた。
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秋刀魚は目黒に限るかもしれないが、鯵は走水に限ると個人的には思う次第。

2019年11月 9日 (土)

彼岸前後のシロギス・ハゼ釣り

晩夏から晩秋まであちこち釣りに出かけた。8月の終わりには海の公園脇でシロギスが釣れるというので出かけたが、生態反応もなく通り雨に降られただけだった。
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9月の頭には釣れているとの情報を得て、朝早く東大島まで行き旧中川でハゼ釣り。周りはすれて苦戦していたが、こちらはエサの赤海老の塩漬けが功を奏したのか、二人で20匹弱とまずまず。しかし途中からカヌー部がバシャバシャやって来てアタリも遠のいたのが残念だった。
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大井海浜公園にも出撃したが、ここは全くの貧果。隣のサンクチュアリにウミウの大群がいたから、アカエイとともにハゼを食い尽くしているようだった。そこで10月に入って京浜運河沿いの大森ふるさとの浜辺公園に流れ込む運河へ行ってみたら、12-3cmのものが12匹とまずまず釣れて満足。
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そうこうする内に津久井浜でシロギスが爆釣との情報を得て台風19号を挟んで10月中旬と11月上旬に出かけたが、初回はピンギス5匹、二回目はフグとサビハゼしか釣れず。二回とも「ドドン」という大きなアタリがあったものの、ハリスが切れたり根がかりになったりで良い型のキスの姿は見えず・・・それでも気持ちの良い気候の中、オモリ10号で三色半まで安定して飛ばせるようになり、身体への負荷も少なく純粋に投げる楽しみを味わえた。
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シロギスは水温が20-22度くらいになると活性が上がるようなので、その頃合いを見計らって来春にはきちんと成果を得たい。
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↑波打ち際を波の寄せ引きにあわせてトコトコ歩く千鳥の姿が愛らしかった。

2019年7月20日 (土)

梅雨前後のシロギス・ハゼ釣り

昨年久々にやりだした釣り。暖かくなってきたら行きたくてウズウズするくらいになった。各種情報網を駆使して釣果を追いかけていたところ、津久井浜でシロギスが釣れ始めたというので6月の頭に出かけたら、クサフグの猛襲にあってシロギスは15cm程度が二尾釣れただけ。
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↑去年10月の時に比べ随分波が静かだったのだが・・・

この日は買ったばかりのPEライン1号を昔使っていた投げ用リールに巻いて、力糸をつけずに10号のオモリで投げていたが、大体2色半どまり。最後の方で3色飛んだらシロギスがかかったので、遠投できるようにしないとと思い、PEの3号を買って力糸にし、7月に入って好調が伝えられた東扇島西公園に赴いた。
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シロギスは産卵期を迎えて喰いがよく、投げればほぼアタリがあるが、なかなか針にかからない。そこで7号から6号に針を替えたら続々釣れて20㎝を筆頭に3時間弱で12尾と納得の釣果。
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翌週も出掛けて今度はコツをつかんだので2時間で9尾。ただ卵を抱いている個体が多いから、針がかりの良い5尾はリリースした。力糸をつけてオモリを20号にしたので3色半から4色ちょっとまで飛距離は伸びて、大分爽快感も出てきて楽しめた。

そうこうするうちに、ハゼが釣れ始めたとのことで、去年よく行った多摩川河口に行ったが、7cmほどのものが二尾釣れただけ。リベンジと思って数十尾釣れたとの情報を得た大井海浜公園にも行ってみたが、ここも貧果でやはり二尾。
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↑水に立ち入って釣りするために地下足袋まで持参したのだが・・・尚、ハゼを狙ってアカエイがウロウロしていたのでよくよく注意する必要がある。

まだ時期が早すぎたのかもしれない。それでも長梅雨で辟易していた中、夏空の下膝まで水に入っての釣りはいかにもこの季節らしくて気持ちがスカッとしたし、乾いた喉にとにかくビールが旨くてしょうがなかったので良しとした。
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2018年11月 1日 (木)

京急沿線ハゼ・シロギス釣り

秋口に小学校以来の友人と呑んだ際「久々に釣りに行ってみたい」との話があり、色々調べたら多摩川河口でハゼが釣れるとのことだったので、もう1名誘って出かけてみた。

川の河口とは言え、そこは多摩川だから川幅は500Mほどあってほとんど海といってよく、遠くに二大タワーが臨めてなかなかの景色だった。
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潮が満ちてくるタイミングだったが、岸壁から5Mのところにウキを落とすとその度に沈むという入れ食い状態。1.5時間ほどで45匹と数は申し分なかったが、ほとんどが10㎝前後とサイズが小さい。9月下旬だったから、それもやむを得ないところか。
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帰りには黒湯の温泉銭湯で汗を流して、蒲田の鳥万で一杯やって・・・と手軽に行楽気分を満喫できたのに気を良くして、今度は午前に津久井浜でシロギス、午後は大岡川でハゼという釣行を企画。

津久井浜は東京湾内で波が静かなイメージだったがこの日はうねりが入って波が高く、ひどい時は岸から10M以上引き波で底が見えてしまうような状況。ちょい投げでかなり釣れるという情報を頼りにコンパクトロッドしか持って行かなかった我々には厳しい状況だった。
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そんな中、下げ3分に入ったタイミングで友人が丸々と太ったシロギスの大物を釣り上げる。
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25㎝弱と大迫力の魚体で、これを見て俄然やる気を出すが、こちらはクサフグ2匹が釣れたのみ。昼前に切り上げて京急で日ノ出町まで行き、午後は大岡川河口でハゼ釣りへ。桜木町のワシントンホテル裏にボードウォークが出来ていて、みなとみらいを一望できる好立地。
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↑チビハゼを足元に逃がしてやると、物陰に隠れていたフッコが現れ丸飲みするのを何度も目撃。うまいこと考えたものだ。

10月末と秋が深まったせいか、ここは多摩川河口の時より食いが渋い。また、1号のオモリを使ったちょい投げなので、うき釣りとは違ってなかなか針にかけることが難しかった。2時間半頑張ったが、なんとか20匹を釣り上げるに留まる。その後はぴおシティで打ち上げをして、ほろっと酔って帰路についた。

ハゼは小さいが、今回道糸をPEラインに変えたところ、アタリが鋭敏に伝わってきてプルプルという手ごたえがなんとも楽しかった。美しい夕景も楽しめたし、来年以降もこの時期の釣行→(温泉)→呑みという気楽な釣行は楽しんでみたい。
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2018年1月11日 (木)

忘年温泉熱海伊東1:伊東で宿泊

年末、我が家でも忘年会を・・・という話になった時に、家人が北木島での釣りが不完全燃焼だったからいっそ泊りで出かけてついでに釣りもしたいという話になって、初めて伊東に泊まりに行くことになった。

【鮨処もり山】
葉山・鎌倉方面に出かける際には寄ってみたいと思っていた大船のもり山へ行きがけの昼食に伺う。
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↑大船駅のホームには結婚式を執り行う貸し切り列車が

予約をして開店時間ぴったりに行ったが、常連を中心にカウンターはびっしり埋まっていて、どこも家庭内忘年会が開催されている様相。考えることは皆同じなのだなと内心苦笑し、カウンターの一隅に席を得て上にぎりをお願いする。

一番高いものだったから、大トロや雲丹、牡丹海老と目立つネタが多く、こちらが期待していた地の魚は鯵くらいにとどまってしまい、少しとまどう。もしかしたらもう一段下のものを頼めば個人的には良かったのかもしれない。それでも質の良い鮨を手頃な価格で食べられたので満足。
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ここで大船観音に別れを告げ、
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小田原では城を望み、
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がたごと東海道線に揺られて熱海を経由し、初の伊東へ。
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↑熱海のように仰々しくなく、海を感じさせる駅舎で好ましい。

駅から海に向かって続く湯の花通りは、熱海のように混み合ってはおらずのんびり歩けていい。ところどころやや古びた建築が残されていたりして、栄華を偲ばせてくれる。
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途中酒屋の「今井商店」で夜の忘年会用に磯自慢の吟醸生酒を購入。こちらは静岡の銘酒を中心に全国の良酒を豊富に取り揃えていて、しかも磯自慢もプレミア価格ではなく大変良心的。こちらがあることが後述のホテルでの宴開催の決め手になった。
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【ラフォーレ伊東】
宿はラフォーレ伊東に。あんまりこういうホテル型温泉宿には泊り慣れていないが、特段不都合もなく快適に過ごせた。特に家族風呂が使い放題で、家人は湯船にプカプカと浮かんでは「ううぇあ~」と唸っていて甚く気に入った様子で、手を二足歩行の恐竜のようにして揺蕩い、時折大きく吼えることから「ここをティラノ湯とする」と宣言したら、いかにも楽しそうに笑っていた。
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↑写真はネットから引用

【釣り】
夕方、ホテルから東海館前まで行き、堤防のたもとの終点新井までバスに乗る。
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↑堤防からはあのハトヤのネオンが臨めた

夕闇迫る中、アジングの仕掛けでカマスでも釣れたらと思ったら、リールの糸が太すぎるのか全然飛ばずまるで釣りにならない・・・。急遽中通し重りをつけたが、そもそも魚がいないようで周りの方も渋い様子。風もあって寒いので早々に引き上げる。

翌朝、バスはまだ走っていないので、ホテルから2.5Km歩いて堤防へ行く。途中、寺から6時の鐘が響いてカラスが飛び立ち、水平線が微かに現れて夜の闇と漆黒の海にメスを入れる風景が眺められたのは良かった。
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が、やはり風が強く波もあってカマスから狙いを変更して用意したカサゴの穴釣り仕掛けも太刀打ちできず。結果、朝焼けとウミウの雄姿を眺めに遠くまで散歩に来ただけという結果に。
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↑ネッシーのようにも見えるウミウ

朝夕とも帰ってからの温泉が殊の外気持ちよかったので、それで良しとしよう・・・と自分を慰めた次第。

鮨処もり山寿司 / 大船駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5

2017年12月17日 (日)

初冬瀬戸内鱈腹記7:北木島での釣り

宿が大浦港に面しているので、宿泊中は朝夕そこにある防波堤に出かけていってのんびりちょい投げを楽しんだ。隣が砂浜になっているくらいだから、底はほとんど砂地で根がかりも少なく、また釣り人も皆無で気楽に楽しむには持って来いの場所だ。
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↑景色がまたいいので見ていて飽きない

初日の夕方、カレイも釣れたらな・・・・と二本バリの下に長めのイソメをつけて投げたら、一投目から明確なあたりが。軽く合わせてあげてみると、その下バリに15㎝ほどの小鯛がかかっていた。
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さすがに小さかったのでこれは逃がしてやると、突端の灯台下から船道に投げていた妻にもあたりが。今度は小鯛と20㎝超の立派なシロギスの一荷。
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夕闇迫る中、俄然盛り上がる三人だったが、ここからは微細なアタリがあるにもかかわらず釣れず。どうやらカワハギの猛攻にあっていたらしい。その後もう一枚小鯛を上げたところで、対岸のコンビナートの灯が暗闇に浮かび上がってきたので納竿。
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山彦先輩はボウズの不名誉で、神話通りに海彦兄さんの元へ相談にいかんばかりにしゅんとしていた。

翌朝、私は眠くて起きられず、家人と山彦先輩で出かけるも、強風と手返しの悪さが祟ってともにボウズ。海に仕掛けを5つ奉納してきただけとなる。その様子を宿のご主人が見かけていたようで、「うちの親父が晩のおかず釣りに行くといってるので、一緒に船に乗っていきますか?」と願ってもないような申し出をくださったので、三人いそいそと支度をして「天野屋丸」に乗り込み、冬の荒れた海へ繰り出す。
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当初、鯛のサビキ釣りを企図していたが、風はあり波も高く、当方の腕弱しと大旦那さんが見て取って、風の少ない沖の小島近辺でのちょい投げに変更。
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↑大悟の実家の沖合300Mほどのところ

それでも狙いのシロギスは釣れず、もう少し岩場に近づいてみるとベラがぽつぽつ。外道と思って何匹か釣れては逃がしていたところ「この辺のベラは美味しいから逃がしたら勿体ないよ。昔は病人に食べさせよったくらいだから。」と大旦那さんに教えてもらい、本腰を入れてベラを狙ったら20㎝を優に超える青ベラがかかる。これくらいになるとかなり釣り味もよく、引きも楽しめた。(確かにベラは旨かった。その様子はこちら
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連日ボウズの山彦先輩はというと慣れない船上に長竿を持ち込んでしまいこれに手こずり、さらにはリールをクラッシュさせててんてこ舞い。
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↑舳を優に超える竿に苦戦中の山彦先輩(FILA)とカワハギを挙げることに執念を燃やす家人(穴釣スタイル)

しかし、あきらめずに糸を垂らし続けたところ、この日一番の大物は先輩が長竿をしならせて釣り上げた青ベラで、ここ二日のボウズの汚名を晴らして満足げな表情。家人も難渋極めたカワハギの細かなアタリに適応してついには釣り上げて得意げな表情。
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宿のご厚意によって実質仕立て船というなんとも贅沢な船釣りを三名ともども満喫した。
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最終日の夕方は再度堤防で釣るも釣果なく、夕暮れに見蕩れる。
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帰り際にダメ元と思って堤防内の船溜まりでメバリングに挑戦してみる。すると家人、一投目で「なんか来た!」と上げてみると、チビカサゴが釣れた。
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ただあまりに暗く、弱々しい懐中電灯しかなかったので続行は断念。

幸い我々以外の釣り人がいなかったので場所の競り合いもなく、美しい景色を眺めながらのんびりぽつぽつと釣れたので、極上の暇つぶしとなった。

2015年5月11日 (月)

蒼翠東下旅2:北木島

瀬戸内海の島を選ぶ際、本州と橋で繋がっていないことを重視した。フェリーで渡る時間というのは旅情があるし、出来れば瀬戸内の島々の美を人工物なしで味わいたいと思ったからだ。色々調べた結果今回は笠岡諸島の北木島に行くことにしたが、思った通りの美しく静かな島で、英気を養うことが出来た。

【景色】
宿の目の前に美しい砂浜があって久々に眺めた朝日が目に焼きついた。
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静謐な海の遠くに霞む島々の姿もやはり美しい
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島の西側には住居がなく、そこにある下浦の浜辺は完全なプライベートビーチで暮れなずむ海を飽かずに眺めた。途中の道はちょっとした山道になっていて少しだけ冒険気分が味わえる。
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島は採石で知られているだけあってあちこちで岩肌が見え、採石場跡では岩の荒々しさが間近に味わえるし、その底の深さに肝を冷やした。
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とにかく人が少なく、聞こえるのは鳶や鶯など鳥の鳴き声ばかり。野に咲く花々も多く、どれも可憐で綺麗だった。
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【釣り】
宿のある大浦の港の突堤からちょい投げをした。沖合は砂地で根がかりがほとんどなく釣りやすい釣り場で、土日でも我々しか釣り人はいなかった。釣果はシロギスがぽつぽつ程度と芳しくはなかったが、のんびり遠くの島を眺めながら鳥の鳴き声に耳を傾けて無心になるには絶好の場所だった。なお地図上は釣り具店があるが今は休業状態だったので、エサや仕掛けは持参する必要があり、トイレは隣の砂浜にあったので問題なかった。
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【大悟の実家】
宿のご主人が知り合いとのことで、芸人「千鳥」の大悟の実家の庭先で、ご両親と話をする機会に恵まれた。昔は目の前の海で魚がわんさか取れたことや番組でトロフィーをもらった大悟の大叔母のこと、去年は鯛を130枚釣ったことなどを屈託なく話してくれて楽しい時を過ごすことが出来た。写真はご尊父が造成途上の庭の様子。灯篭は昔石工だったご尊父が作ったものとのことで、確かに年季の入ったグラインダーが傍らに置かれていた。
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2013年10月26日 (土)

秋の魚まつり

家人の釣り熱は高じる一方で、ついには難易度の高いアマダイを釣りに出かけていった。どうせ釣れないだろうとタカをくくっていたら良型も混じって7匹も釣り上げて来て驚かされた。しかも重量感たっぷりのオニカサゴ付きというから恐れ入る。
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アマダイは唐揚に一夜干し、姿寿司、清蒸、鯛豆腐と様々に楽しんだ。
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オニカサゴは毒ビレをニッパーを使って丁寧に除去してから捌く。胃袋が頑強で開くとそれはまるでホルモンだった。
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これと肝を湯引きして刺身と一緒に楽しむ。胃袋はこりこりとした歯ざわりが楽しく、肝は刺身に巻いて食べたが、身のほのかな脂にコクの陰影が増し頗る旨く、酒が大いに進んだ。
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アラと半身を使ってちり鍋をしたが、気品溢れる白身としどけなくほどける皮のコントラストが妖艶で瞬く間に虜になった。滅多に手に入らないが、オニカサゴは大変美味しい魚であることを知った。

そうこうしている内に秋鮭の季節になってイクラを漬けて丼に。金網でほぐす方法を知ってからはこの季節の楽しみになっている。
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続いてはふるさと納税を行ったなはり市から届いたキンメダイ。刺身でも煮ても干物にしても美味しかった。
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根がアンチ体質なのでハロウィンで浮かれ始めた世上に背いてギリギリのタイミングでオクトーバーフェストを自宅で開催。ニシンの酢漬けは難しかったのでイワシで代用したが、黒パンにこれとサワークリーム代わりの脱水ヨーグルトと玉ねぎ酢漬けを乗せて黒ビールで流し込んだら、酸味の層が混ざっていって次第に旨味に変わり不思議な美味しさがあって、少しだけヴァイキングにでもなった気がした。
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秋は魚が美味しくてやはり良い季節だ。

2012年7月10日 (火)

釣った鯵を食べ尽くす

船釣りにはまった家人は春から初夏にかけて職場の女性の先輩と連れ立って、三浦半島方面へ度々釣行に出かけた。それに連れて食卓を釣り鯵がにぎわす機会が増え、様々なレシピを試してみたのでそれを披露したい。

釣行日の夜は鮮度を生かして刺身、酢〆、味噌としょうがでたたいたなめろうの定番のラインナップが多い。刺身の残りは醤油とみりんに漬け込んで、翌朝漬け丼に。
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酢〆は大葉を挟んで棒寿司にするとすこぶる旨い。
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日が経って酢の具合が強くなったものは、おからをまぶした淡雪和えに。ほんのりとした酸味が酒にも飯にも合う。
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もう少し刺身に変化を与えたいときにはアジア風の味付けにした「ポキ」を楽しんだ。(レシピはこちらをご参照)カレーやナンプラー、コチュジャンとの相性も良く、これにはピンと冷やした白ワインが良く合った。
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すり身に大和芋を混ぜ込んでさつま揚げにしても美味。
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もちろん、干物にもする。
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焼いた干物が余ったら、身をほぐしておいて刻みしょうがと温かい飯に混ぜ込み醤油をたらすと、とても旨い炊き込みご飯になる。
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アジフライも欠かせない一品。ほっくりとした身とかりっとした衣のコントラストが秀逸で、これを考え出した人に何らかの賞を授与したい気持ちになる。
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これだけ色々調理すると大量のアラが出るが、これにうっすら塩をまぶして冷蔵庫で一晩置くと旨み成分が浸潤してきて、大根と一緒にごく弱火で煮立てず炊くと、驚くほど深いコクをもった出汁になる。(日本の”フュメ・ド・ポワソン”といった趣)これに薄口醤油を少し垂らせば、それでもう船場汁になる。
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これを漬け丼にかけまわせば素晴しく芳しい出汁茶漬けになる。
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またこの出汁で若竹煮を作ったが、かつおだしと遜色のない出来となった。さらに骨についた身をほぐして、味噌と砂糖・みりんで煮詰めていくと肉味噌となって、これは日本酒のアテにとても良い。おにぎりに塗って焼くと、香ばしい焼おにぎりになる。
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ほぐした身はマヨネーズで和えればマヨシーチキンと同じになるので、サラダやおにぎりの具として使える。出汁と豆腐、味噌でのばしたものをご飯にかければ冷や汁に。
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鯵が釣れすぎて当初はやや食傷気味だったが、これだけレパートリーが広がると「いかようにも捌いて進ぜよう」という気持ちが湧いてくるから面白いものだ。再度シーズンが始まる秋に入ってからの家人からの挑戦を楽しみにしたい。

2008年11月 1日 (土)

走水でアジ・サバ・タイ

今年もうまい鯵が食べたくて、走水の海福丸さんにお世話になっての釣行。今回は朝が辛いので、うまく上げ潮にはまる午後便を利用した。釣り客が多い為二隻出船となった恩恵を受けて、片側3名ずつと仕立船のようなゆったりとした船内で周りのプレッシャーを受けずに、のんびりと釣りを楽しむことができた。Cimg2060

出だしは当たりが渋く苦戦を覚悟したものの、1時間を過ぎた辺りから順調に釣れ続け、2時間半でアジ10尾、マサバ2尾を確保してから後は家人のサポートに回った。すると、45cmはある丸々と肥えたサバは釣り上げるは、アジは最大35cmを筆頭に大物ばかり入れ食いだわ、挙げ句の果てにはなんと43cm、1kgのマダイまで釣り上げてしまったから恐れ入る。二人でアジ30尾、サバ3尾、マダイ1尾と大満足の釣果で港に凱旋。

早速自宅に帰って、激しい潮流に磨かれた魚達を調理する。Cimg2067

鯵は刺身になめろう、フライに干物。刺身に止めを刺すが、肉厚な干物もたまらない。すりおろした生姜を薬味に何杯も飯を平らげてしまった。Cimg2077

鯖は刺身、〆サバ、棒寿司、味噌煮。関サバにも松輪サバにも劣らない清冽で艶然たる味わい。苦悶するしかないほど旨かった。Cimg2064 Cimg1672

鯛は刺身に唐揚、アラ炊きで。唐揚が抜群に旨かった。身はふかふかとあくまで柔らかいのに、噛みしめると肉の繊維がぎゅっと凝縮して、旨味が舌に奔出してくる。家康が鯛の唐揚げを食い過ぎて死んだのも、今ならよくわかる。なにより驚いたのは、かぶりつくと伊勢海老の甘い香気が通り抜けていくことで、きっと豊富な海老類を沢山食べて育ったことによるものだろうと思う。薄桃色の魚体もうっとりするくらい美しかった。Cimg2066Cimg2073 Cimg2076 

「目黒のさんま」ではないが、「魚は走水に限る」と言いたいくらい存分に堪能した。