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2019年6月20日 (木)

津軽海峡北南10:青函フェリー

明けて函館を発つ朝。洗い立ての港の景色は澄み切っていて、何よりの餞だった。
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始発の市電に乗って駅まで行き、駅弁を買ってからタクシーで青函フェリーターミナルへ。1,200円ほどかかったが、時間的な余裕を買えたので良しとする。函館から青森に渡るのに味気ないトンネルの景色を見続けるくらいなら、時間がかかってもやはりフェリーの方が旅情があるというもので、ここは迷わず船旅を選んだ。安く済むのも有難い。

乗船する青函フェリーはトラック輸送を主力としているので旅客向けサービスは手薄な分、ライバルの津軽海峡フェリーよりも3割方安くて片道1,800円。所要時間には大差ないのでこちらにしたが、ターミナルは新しく綺麗でこれなら大丈夫そうだなと着くなり不安はかき消された。
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乗船まで時間があったので、駅で買った名物の「鰊みがき弁当」と「かに寿司」を待合で食べる。身欠きにしんの煮付はあの独特のえぐみが抑えられていて、数の子も穏やかな塩加減で品がいい。意外な健闘は切り昆布の煮付で、身欠きにしんと数の子の間の塩加減になっていて、見事に味を結節してくれる。流石その名にし負う駅弁だった。
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かに寿司は期待していなかったが、意外にしっかりとしたかにの身と酢の味わいが寄り添いあってなかなかの美味。
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お腹もくちくなって準備万端、悠然船に乗り込むことにする。乗ったのは「あさかぜ21」で、車の格納庫は流石に大きく目を引く。
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三階に上がって客室へ行くと絨毯敷きの広間があってその一角に陣を据える。
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車もさほどなく、定刻通り出発するとじきに市電の行先でその名をよく見かけた「函館どつく」が見える。
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そこからもう少し進むと、昨日夢のようなひと時を過ごした「ティーショップ夕日」がかすかに見える。昨日は見送る側で、今日は見送られる側になり不思議な心持に。
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と、家人が「イルカ!イルカ!」と叫ぶので航跡の辺りを見ると確かに十数頭イルカが追いかけてきていた。出港して10分足らず、まだ函館湾内で陸地からも直ぐの所だったから驚かされたし、なんだか得した気持にもなる。
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↑この写真の直後のこと。あっという間に遠のいたので写真は撮れず・・・

やがて眠気が襲ってきたのでひと眠りして起きると、下北半島の仏が浦が遠望される。
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そこが舞台の映画「飢餓海峡」のラストシーンを見て、是非連絡船に乗ってみたいものだと思っていたので独り感慨にふける。

そこを過ぎれば遠くに雪を残した八甲田山が見えてきて、予定よりも20分早く青森港に着岸。WiFiもグーグルのアカウントを使って利用できたし、揺れも全くなく3時間40分の航海はあっという間だった。百鬼園先生が怯えた水中機雷も遥か過去のことになったのだし、海峡の横断は時間繰りをつけてでも船旅に限ると個人的には思う。

2019年6月19日 (水)

津軽海峡北南9:函館景観めぐり

函館では山にも上らず、五稜郭にも駅前市場にもいかず、主に元町界隈を巡った。噂通り、坂にまみれることに。
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↑名所の八幡坂では50を優に超える男女が年甲斐もなく道のど真ん中で写真を撮っていて地元の車が迷惑していた。中華系の観光客のことをとやかく言えない。

横浜に住んでいたくせに山手の丘に足を運んだことがないので洋館が新鮮に感じられ、色遣いの巧みさも知ることになった。
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旧イギリス領事館は庭のバラが時期を迎えていて素敵だった。
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中華会館は重厚なレンガ造り。中は煌びやかな関帝廟があるという。
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旧丸井今井函館店はまちづくり地域センターとして活用されていた。古式ゆかしい百貨店建築は伊勢佐木モールにあった松坂屋を彷彿とさせて懐かしい気持ちに。
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それから来る前に鑑賞した「オーバーフェンス」のロケ地も二つほど。
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↑二人が出会う店の前、そして訓練校の喫煙所と蒼井優目線で見たラストシーンの野球場。

市電が走っているので興味深い諸々も目に入る。
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ホテル裏が倉庫街だったので夜ぶらついてみる。ラッキーピエロが不穏に見えて可笑しかった。
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道々見かけた花も印象深い。
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最後の夜には沖の漁火を見ようと五稜郭前から市電に乗って青柳町まで行った。
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海を目指して人気のない真っ暗な道をおそるおそる歩いていったら、突如眼前に見事な月の出が現れる。波に揺らめく月光の道が彼岸迄続くようにも感じられ、年甲斐もなく心を震わせてしまった。
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漁火は見えなかったが、電停付近の坂も「オーバーフェンス」のロケ地だったからそれも拾い見できて満足。
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ティーショップ夕日といい、函館は山の西と東の外れに魅力が潜んでいることを知った。往時の繁栄が偲ばれるあれこれが残っている街はいい街だなと改めて思わされた次第。
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2019年6月18日 (火)

津軽海峡北南8:ティーショップ夕日

函館に来たかったのには三つ理由があった。その内の競馬場に足を運ぶことと大沼へ行くことは果たして、最後の宿願である「ティーショップ夕日」に向かったのは夕方17時前。元町のバス停から船見町行のバスに乗って終点までいくと坂道で苦労することもなく店の至近まで辿り着くことが出来た。少し歩くと薄桃色の平屋が見えてきて、そこが「夕日」だった。
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眼前に函館湾が広がり、夕日を浴びながら水道を行きかう船の様子が眺められる。店内はごく静かで、ゆったりとこの黄金の刻を楽しもうという客が思い思いに窓外を眺めていた。
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家人は嬉野の煎茶、こちらはほうじ茶を頼んだが、家人の緑茶が完璧な抽出によってとてもコク深く、昆布のような旨味が感じられるのには驚かされた。いかに普段雑にお茶を入れているか、自然と反省する気持ちになる。
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それにしても深い味わいの茶を喫しながら飽くまで輝く海を眺めることが、ここまで心に安らぎをもたらすとは思わなかった。どういう状態になるのかといえば、心地よい春風と陽を受けながら、いつまでもいつまでもウトウトと微睡み続ける感じに近い。ひと時地上の極楽に揺蕩うことが出来た悦びは、なかなか得難いものがあった。僅か40分ほどの滞在だったが、私にとっての函館の風景といえばここで見た野の花やきらめく漣や風雪を耐えた建物の風合いということになると思う。幾久しく続いてほしい店だ。
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2019年6月17日 (月)

津軽海峡北南7:函館喫茶・パン・スイーツ

函館の喫茶・パン・スイーツをまとめて。

【美鈴珈琲】
函館にあっては老舗として名が知れているようで、よその喫茶店でも「美鈴珈琲の豆使用」との掛札を見かけたから、その実力は間違いなさそうだと思われ入店。最近新しく改装したらしくドトールやエクセシオールといったチェーン店風の内装で、純喫茶の重厚感はなく明るく清潔な雰囲気。本日のおすすめ「マンデリンオパール」をお願いしたら、なかなかキックのある苦みの後に澄み切ってキーの高い酸味がやってきて、重層的な味わい。流石の一杯で感心した。函館駅からも遠くないので、汽車待ちの際には重宝しそうだ。
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【ひし伊】
その昔石川啄木も通ったという質屋を改装した喫茶店。重厚な蔵造りの店内には考え抜かれた内装が展開していて居心地がいい。
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抹茶と和菓子のセットがあり、近くに名高い「千秋庵」があるからそこの生菓子が頂けるかなと思ったら、なんと店員の方がさささと生菓子を拵えて奉じてきたのには驚かされた。
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味わいと見た目は凡庸だったが、自作の菓子でもてなそうという心意気には感じ入った。
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【タイム】
自由市場で昼ご飯を食べて小休止しようと入ってみたら、席は満席でご主人は調理に忙殺されていたので、頃合いを見て珈琲を頼むと「あ、ランパスじゃなかった?ゴメンナサイ」と声をかけられた。どうやらクーポンで安くランチが食べられるようになっていて、その客が押し寄せていててんやわんやの状況だったらしい。そんな中、丁寧に入れたての珈琲を供してくれて有難かった。
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流石に薫り高く、苦みも丸味を帯びていてひっかりがなく美味しかった。ゆったりするには15時以降に行くといいのだろう。
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【ボンパン】
宿泊した「Hakoba函館」から3分ほどの立地だったので、朝飯用に買いに行った。
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店は朝7時から開店していて、直後に行ったら8割がたのパンは焼けており、実にいい匂いが店内一杯に漂っていて気分がいい。コッペパンに甘い豆の入った「豆パン」は素朴な雰囲気、バターの薫り高い「クロワッサン」はサクッと上出来で、胡桃とチーズのパンは上下がしっかり焼き上げられていてパリッとしていたのが新鮮だった。
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総じて手抜かりなくきちんとした味わいを楽しめて、日差しを浴びての朝食が大変美味しく感じられた。
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↑ホテルの屋上テラスで朝食。眺めも良く気持ち良かった。

なんとなればここでパンを買って、元町公園や倉庫街で港の景色を眺めながら朝食というのは、いかにも函館らしさを感じられて楽しい朝食になること請け合いである。お勧めしたい。

【富士冷菓】
歴史はかなりあるようだがこじんまりとした、しかしよく手入れされた店内にアイスクリームとシャーベットをたくさん並べていて、入るや否やどれにしようか嬉しい悩みに遭遇する仕組になっていた。シャーベットからは白桃を、アイスからはラムレーズンを選んで買って帰る。いずれも甘みがきつくなく穏やかで、さらりとしているので食べ終えた後の口がさっぱりしていい。この品格ある味が夏の短い北の地にあっても長く支持されて店が続いている理由なのだと感じた。
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2019年6月16日 (日)

津軽海峡北南6:阿さ利・いちりき

【阿さ利】
函館での夕食は二晩とも肉にした。第一夜はすき焼きの老舗「阿さ利」。予約の電話を入れたら平日にもかかわらず「17時からでしたらなんとか席を用意できます」と言われたから、大変な人気店のようだ。

西日に輝く入口をくぐると下足番がいたであろう玄関があり、靴を脱いで座敷に通される。古い日本家屋を丁寧に使い込んでいて、陽が沈みかけて部屋に陰翳が忍び込んでくると、使い込まれた木の風合いが次第に闇に馴染んでいって、独特の安らぎを与えてくれる。
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そこに鎮座する黒光りする鍋に仲居さんが野菜と肉を投入して火にかけると、じきにぐらぐらと割り下が煮えて堪らぬ匂いが鼻腔をくすぐる。
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頃合いを見て肉を引き上げると僅かに残る薄桃色がほの暗い夕闇にぽうっと浮かんで、座敷はいつの間にやら心躍る舞台装置に変じていた。さしがかなり入っている肉だったが、口がだれず胃ももたれずに済んだのは、清澄な鶏出汁をふんだんに使うところにあるのかもしれない。また、〆の柚子シャーベットの柚子感が強く、これが口と胃をさっぱりと洗ってくれているのも大きい。
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これだけの雰囲気とこれだけの味わいで二人で8,000円少しというのは随分値頃に感じられ、この辺が人気のゆえんだと感じ入った。
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【いちりき】
二日目は「北海道に来たからには塩ホルモンとジンギスカンは外せない」というこちらの希望に真っすぐに応えてくれる「いちりき」さんに行った。
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塩ホルモンメインの店だが、生ラム肉も置いてあるから一軒でどちらも楽しめるという旅のものには有難いお店だ。
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こちらも平日というのに入店時には満員御礼。肉をもりもり食べてる女子会など、どの席も盛り上がっていて見ていて壮観だった。こちらも負けじと塩ホルモンにジンギスカン、ハツ、ガツを頼んで早速焼き始める。
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↑ビールはやっぱり赤星!

塩ホルモンは実に丁寧に掃除されていて、雑味が全くなくクニクニした食感をいつまでも楽しむことが出来る。ジンギスカンもさっと炙れば十分な身質で、噛めば肉汁がほとばしってこれは旨い。
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旭川の「馬場ホルモン」で塩ホルモンを知った身としては、やっぱりガツを食べないとと思って頼んだのだがこれが白眉で、サクッという信じがたい歯応えと旨味をたたえた肉汁が口いっぱいに広がって、興奮状態に陥る。
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そこにご主人からサービスでフランスパンと溶かしバターが供され、これを炙ってバターを垂らしこんでやると食欲中枢が震えて制御が利かなくなり、あっという間に消え失せてしまった。特に溶かしバターは「魔液」とでも名付けたくなるほどの威力を発揮して、空恐ろしさすら感じた。
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これらに野菜スティック、ビール二本にレモンサワーで5,200円ほどと格安だったが「200円はおまけで5,000円!」と来たものだから、完全に脱帽するよりほかなかった。函館に来て海鮮など食べている場合ではない。そうして函館の塩といったらラーメンではなく「いちりき」のことだと記憶に刻んで店を後にした。本当にご馳走さまでした。

2019年6月15日 (土)

津軽海峡北南5:祐鮨・すし雅

函館での昼ご飯は二日目三日目とも寿司屋にした。最初に行ったのは「祐鮨」でなんでも函館で一番古い寿司屋だという。しかし敷居は高くなく、ランチは1,000円のものがあり、稲荷寿司も美味しいとのことで期待して出かける。

行ってみると暖簾はかかっているものの、入口に「本日只是預訂」と中国語の張り紙がしてあり、拙い中国語力で翻訳するに「本日予約のみ」となっている。念の為と思って引き戸を開けて「二名ですが大丈夫ですか」と聞いたら「どうぞ」と言われたので中に入る。
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品書を見るとランチはなく、並寿司と稲荷寿司の短冊も外されていたので、やむなく上寿司をお願いする。カウンターに座ったので一貫ずつ握って出してくれたのは良かったけれども、シャリがほかほかの状態だったから酢が強く香ってネタの風味が薄く感じられてしまう。これは勿体ない。淡い脂乗りの鰤は良かったが、それ以外は印象が薄くなってしまった。

ここはビジネス街でもないから、ランチをやってもアジア系の観光客ばかり集まってしまって困ってしまったのかもしれない。そうなるとより一層地元の人は寄り付かなくなるし、そこで方針転換をして前述の張り紙を出すようにしたものと推察したがどうだろうか。インバウンドの全部が全部歓迎というわけでもない現実を見た気がした。ちなみに客は我々の他に観光できたシニアの男性一人だった。

翌日は自由市場内にある「すし雅」へ出向いた。
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間口が狭く4-5人座ると一杯の店で、通りかかったら1席しか空いていない。「難しいですかね?」と声をかけたら座っていたお客さんが率先して詰めてくれて、なんとか二人で座ることが出来た。

980円の竹寿司を頼むとこちらも一貫ずつ握って出してくれる。一番端っこの私の所などはレジがあって出しにくいので、なんとカウンターを回り込んで置きに来てくれて、恐縮したので次からは出しやすい家人のところに二貫ずつ置いてもらうことにした。ここは一貫目の鯛の歯応えの良さと皮の裏手の旨味に瞠目して始まり、しっとりと絡むような身質の赤身や香気高い牡丹海老、ツメの風味がよく合う蛸といずれも1,000円でお釣りがくる寿司とは思えない出来で嬉しくなる。
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席を作ってくれた常連さんも「ここのは美味しいでしょう?さっきフグ食べたら絶品だったから食べな」と勧めてくれたので、好印象だった鯛ととらふぐを追加でお願いする。いずれ劣らぬ歯応えと旨味で、北の海の豊穣ぶりを見せつけられた気がした。鯛もフグも一貫180円と質を考えれば大変良心的な価格で、懐が温かいまま存分に寿司を楽しむことが出来た。

ご主人はいかにも北の朴訥な人という感じで、寿司屋にけれん味を求める向きには物足りないかもしれないが、余計なことを言わずきちっとするべき仕事をする雰囲気が好印象だった。次の機会にも是非訪れたい。

2019年6月14日 (金)

津軽海峡北南4:HakoBA函館

大沼公園から乗り込んだ普通列車は国鉄時代のもので、シートといい扇風機といい甚く郷愁を誘うものだった。
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存分に堪能して、新函館北斗で函館ライナーに乗り換えようと3番線で待っていると一向に来ない。おかしい・・・と思って跨線橋に上がったら次発は1時間半後1番線からとの表示が。どうやら函館ライナーは着発ともに1番線からとなっていて、接続するはずの列車はもう出てしまっていた。やむなく1時間ぼんやりして先発の特急で函館に到着。
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函館では元町地区にある「HakoBA函館」に宿をとった。
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元は富士銀行函館支店と隣接する博物館だったものを一体でリノベーションしてホテルとドミトリーを併設し、「シェアホテル」と銘打っている。
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我々はホテルタイプのBANK棟のツインに宿泊した。リノベして2年とのことでまだ新しく、デザインホテルを指向していてなかなかに洒落ている。
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ドミトリーなどが入るDOCK棟最上部には共有キッチンがあり、そこから屋上テラスに出ることが出来るが、景色が綺麗だったので朝な夕な足を運んだ。
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特に近所のパン屋で焼き立てのパンを買ってきて、朝日を浴びながらテラスで朝食をとったのはとても気持ちが良かったので印象深い。

従業員の人たちも懇切丁寧だし、観光には持って来いの立地だし、歩いて3分のところにCOOPもあって便利。それでいて1泊7,000円というのは破格の値段で随分気に入ってしまった。函館再訪の際には真っ先に宿泊を検討したいと考えている。

2019年6月13日 (木)

津軽海峡北南3:ゆったり大沼と大沼公園散策

塩ラーメンで出鼻を挫かれ、失意のまま函館から大沼公園に向かう。
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新函館北斗までは函館ライナー、そこから一駅特急スーパー北斗に乗り大沼公園駅に到着。
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生憎しとしとと雨が降り出したので大沼公園散策は見送って、今日の宿の「ゆっくり大沼」に真っすぐ向かう。

ここは以前はビジネス旅館だったものを民宿に仕立てたようで、部屋は8畳1Rだったのを繋げて片方は寝室、片方は居間として使えるようになっていて、随分ゆったりしている。風呂は部屋にありトイレだけが共有だったが、新式の洗浄器付便座もあって快適だった。

到着して駅前で買ってきた「大沼だんご」を頬張る。ムニュムニュした餅の歯応えがいいし、胡麻とみたらしの二味が楽しめて飽きが来ない。流石の名物だと感心。
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こちらの宿は帆立の養殖業者が運営していて食事は帆立だらけということで期待したが、この日は鶏照焼に鰤の香り揚げ、揚げ出し豆腐と帆立はなかった。
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「帆立ばっかり」という口コミに対応してしまったのかもしれない。ご飯と味噌汁がきちんとしているので夜も朝も美味しくいただけて、二食付きで6,300円ということを考えれば申し分なかった。難点は隣の音がかなり聞こえる点で、これは耳栓を持参したからやり過ごすことが出来た。

翌朝。カーテンを開けるとやはり雨。本来ならば大沼をカヌーで遊覧する予定だったが、風も強く気温も12度ちょっとと悪条件が重なって断念。
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せめてと散策コースを歩いてみたが、雨に煙ってもこれだけの美しさだったから、晴れたらさぞの事だろうと思う。ここは再訪しようと心に決めた。
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2019年6月12日 (水)

津軽海峡北南2:鳳蘭・滋養軒

市電を末広町まで乗って、明日から泊まるHakoba函館に荷物を置いて、さあ昼だと意気込んで至近の西園に行ったら定休日。ではと一駅先の福々亭に行ったら定休でもないのに休み。
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やむなく明後日行こうと考えていた函館駅至近の二軒を先に巡ることにしてまた市電に乗り込む。
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「鳳蘭」はいかにも下町の中華料理屋という雰囲気で、カウンターにシュウマイが高く積まれていたりして気取らぬ感じ。迷わず塩ラーメンを注文すると程なく供される。
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葱メンマ叉焼というごくシンプルな具材のみが透明なスープに浮かんでいて、これこれ感が高い。脂もほとんど浮いておらず、塩加減も穏やかだからするする胃の腑に消えてしまった。なかなかだな函館塩ラーメン・・・と思っていたら、次の滋養軒に向かう間に舌が化学調味料の味で支配されてビリビリする。うーん・・・やはり500円で美味しいスープを作り出すのは至難の業のようだ。

幸い滋養軒では4人ほど待ち、その間に幾らか後味の悪さも後退したので、改めて塩ラーメンと向かい合う。透明度はこちらの方が高く、そのフォトジェニックさからインスタに頻出する一椀だったが、食べている時は感じないもののやはり後味はかなり化調が強く、店を後にしてから「あれれ・・・」という気持ちが沸き上がる。
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本当に塩味を追及すると、昆布や鶏ガラ・豚腿・干し貝柱などふんだんに使わないと「上湯」にはならず、そうすると5~600円で出すことは叶わない。かといって1,000円近くなれば客足は遠のく。誤魔化しが利かない塩味だけに、苦労が偲ばれた。この二軒を巡った結果、家人と「もう塩ラーメンは止めておこう」という結論に至った。
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2019年6月11日 (火)

津軽海峡北南1:函館競馬場

梅雨になるとどうも身体の調子がすっきりしない。だから避梅としゃれこんで、津軽海峡の北と南を旅してみた。この短絡さが災いしたのか、出発の朝には季節外れの爆弾低気圧が八甲田目指して侵攻中。それでもなんとか飛行機は飛んで、大揺れの機内から眼下に競馬場が見えたら函館空港に到着した。
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巡回バスとびっこに乗って20分、今度は眼前に競馬場が現れる。
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入場門脇の場外からもパドックが見えるようになっていて斬新。
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数年前に大改修を行ったからとても美しく、スタンド前の観覧ゾーンも芝生だったから、どこか牧歌的で伸びやかな雰囲気があっていい。
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↑開幕週だったからか、入場者全員に配られたサイコロキャラメル

機内の揺れを引きずって、脳がぐらぐらしてたから、あまり競馬には集中できず2Rほどやったものの家人ともども外れ。それでもJRA全十場制覇にリーチがかかったので良しとして市電に乗って中心街へ向かった。
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