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2020年1月10日 (金)

10年代を振り返る1:食と旅

10年前に00年代を振り返る記事を作成したので、今度も10年代を回顧して記憶にとどめる内容を記載しておこうと思う。

【食事編】
齢も齢なので鮮烈な印象を残す店や一皿は少なくなった。特に東京においてはその傾向が顕著のようで、記憶に残る店の数々は旅に出た際に出会ったものが太宗だった。

●おかや・・・改めて甘鯛に開眼した店。
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●ジンギスカンきっ川・・・10年前だが、もうこの頃のような食欲は戻らないだろうと懐かしい気持ちに
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●一升びん・・・平日の昼、捌きたてのホルモンの旨さは比類絶無。
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●大甚・・・東日本大震災で名古屋に逃れた時に、ここで飲んでようやく胸のつかえが下りてその晩はよく眠れた。個人的には一番好きな居酒屋
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●民宿みずうみ・・・訪れた翌々年には営業を止めてしまわれた。天然鴨の妖艶な身は忘れがたい。
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●キッチンウィル・・・外見と中身のギャップに嬉しい驚き
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●添記焼臘と上海緑楊邨酒家・・・少ない情報を手繰り寄せて辿り着いた充足感
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●惣門・・・季節ごとに行くことを決めている。残すは春と冬。
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●仁平寿司・・・威風堂々の店構えに魚の真味と接遇の妙を兼ね備える。
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また、店は特に挙げないが、この10年では和菓子と純喫茶の店に行く機会が大幅に増えた。消えゆくものへの判官贔屓がその根底にある。

【旅編】
●18きっぷの旅・・・弾丸ワンテーマ旅を安価に。
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●大阪・神戸弾丸・・・18きっぷにはまるきっかけは新幹線開業50周年を記念した往復5,000円切符を活用したこの旅から。
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●北木島・・・2度訪問。のんびりゆったりして、鱈腹旨い魚を食べる幸福。
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●香港2017・・・はじめての長期滞在で世界が拡がった。
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●江南・・・日本文化のオリジンに触れる。
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●明礬温泉・・・二度訪問。泊った豊前屋の湯は白濁硫黄なのにPH中性で身体に優しく、宿の雰囲気も馴染む。
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2019年12月 5日 (木)

舌尖上的中国

もっぱら見るのはBSというシニア寄りのテレビライフを送っているが、そんな中で最も楽しみにしているのはBS12で放映されている「舌尖上的中国」という中国各地の食を人々の生活に密着しながらとらえるドキュメンタリー番組だ。

そもそもは正月に特別版として中国各地の新年を祝う料理を特集していたのだが、美麗な映像と臨場感あふれる音声、集う人々の笑顔ととりどりのご馳走がどれも魅力的で、食い入るように見た後に「こういう地に足ついた中国料理を食べたいものだな・・・」と嘆息すら洩れた。

この番組のいいところは料理に仕上がるまでの人々の営みを丁寧に拾っているところだ。魚であればどんな漁で獲れたのか、米であれば数多の農作業を経ている様子を長期に渡って密着し、子を思う母がどんな思いで料理を作り、特級調理人はどのような包丁捌きで皿の上に画を描くのか・・・そういうサイドストーリーが豊富だからメインの料理が殊更ご馳走に見える。また伝統的な手法で素材を育て、仕込み、調理する姿を追うことが多く、まだ中国には多くの手仕事が残っていて、その技術レベルが極めて高いことがありありと判る。

印象に残っているのは豆腐に白カビを生やして発酵させて食べる毛豆腐、それから毎日店を閉める前に店中を隈なく掃除する杭州の片儿川の店「菊英麺館」、塩井から塩を精製する際にがり成分を除去するために豆乳を入れて凝固させること等々枚挙にいとまがない。特に最後のエピソードは豆腐の淵源を示唆するもので、「元々はにがりと豆乳の関係は逆だったのか!」と驚かされた。

また取り上げられた飲食店で偶然にも香港の深水埗にある「劉森記」があった。中国大陸に数百万はあると思われる飲食店の中で、まさか自分が行ったことのある店が出るとは思ってもみなかったので率直に驚いた。転変著しい香港にあって古風な作り方を墨守していて、店主の誇らしげな顔が頼もしく見えた。
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↑劉森記で食べた水餃雲吞麺

先日は大学受験の為地方の巨大受験専門高校に通う母と娘、幼子を田舎の母に預けアイフォンなどを作る鴻海配下のフォックスコンでひたすら単純作業を続ける若い夫婦など、苦闘する人々に食がどう寄り添っているのかに焦点を当てていて、現代中国の世相にも通ずることが出来る内容で、大変感心させられた。

本国でも高い評価を得ているそうで、番組に出た店は大盛況となるバブルも現出したそうだ。確かに杭州の菊英麺店には大資本が入ってあちこち店舗を拡充しているようだし、「劉森記 舌尖上」と入れて検索すると、本土民らしき人たちのブログなどが大量にあって、その影響力の大きさを物語っていた。

翻って日本でこういう番組はできるだろうか・・・と思ったが、何年か前に「新日本風土記」で寿司を取り上げた時はこれに肉薄するいい内容となっていて、未だに自宅のHDDの中に残している。これを制作したオッティモには是非奮起してもらい、NHKにプレゼンの上「舌先の上の日本」を作ってもらいたいと思う次第。


2017年2月28日 (火)

香港飲食男女Ⅲ-28:役に立ったサイト・本・まとめ

【役に立ったサイト】
LCCの普及で弾丸旅行に行く人が多くなって、ネットを探索してもそういう方々が好む茶餐廳とSIMカードとディズニーランドに関する情報ばかりなのには閉口した。それに次いで多い現地駐在員妻のブログも香港庶民の生活からはかけ離れた甘い内容が多く参考にならなかった。

以前のように中華料理を愛好する士が集う場もなく、香港に求めるものが多様化しすぎていて、個人的に知りたい「香港の食」の今について情報を集めるのはなかなか骨の折れることだった。そんな中でも大変参考になったサイトをいくつか。

香港次どこブログ」さん=現地で働いている方なので情報の鮮度も高く、レストランもピンキリまで遍く網羅していて、大変重宝した。

地滑小心な旅行ブログ」さん=あちこちのレストランでの会話も細かく載せていて読んでいて楽しく、またどうやったら地場の店で美味しいものにありつけるのかの参考にもなった。今回旅の内容を割愛したり編集しなかったのはこちらの影響が大きい。

フォートラベルのsorrel」さん=食事の趣味が似ているようで、行かれていた店を大いに参考にさせてもらった。今度はトレッキングコースを参考にさせてもらいたいと考えている。

香港政府観光局=無料の観光トラムツアーや機j場快線の割引チケット、それにananの特集記事などお得と旬な情報がパッケージされていて大いに役立った。

天気予報=日本のサイトはアテにならず、IBMがやっているというこのサイトの情報が一番正しかった。人工知能ワトソンの実力の片鱗を見た思い。

【役に立った本】
旅に出る前、以前重すぎて断念していた星野博美の「転がる香港に苔は生えない」が文庫化されていたので読んだが、香港の根っこを知る上では非常に参考になる本で、これを読んで今までよりも香港への思いが深まった気がする。

特に調景嶺にあった国民党支持者たちの街が97年の中国本土への返還時に取り壊されたことや、故郷へ生活費を送るために密入国して働きづめに働いた結果、婚期を逃し独り寂しく生きていかざるを得なくなった男たちの話は印象深い。

中国本土の政治や貧困のしわ寄せで香港に来るしかなく、そこで生きていくしかなかった人達の存在を知ることができたのは収穫で、香港における様々な事象の理解を助けてくれた。

例えばそれは雨傘革命に見られる中央政府への反発の強さであり、また子女をカナダなどに留学させて永住権を取らせていつでも移民できるようにすることなどは、この本を読んでたちどころに理解できるようになった。

また名をなしたレストランの社長が「庖丁をくわえて珠江から丸二日間泳いでなんとか香港にたどり着いた」というような話をよく耳にしていて、それは立身出世した人特有の誇張だと思っていたが、あながちそれも嘘ではないらしいことが判り、とすれば香港の人達の平均寿命が世界一であることも、こうした過酷な現実を壮健な体で乗り切ってきた人たちの集合体と考えれば納得がいくな・・・とすら思った。

辛いことは山ほどあったけれど、今生きていることを喜び、そして楽しみつくす。その為の努力は決して惜しまない。このことに徹頭徹尾こだわる人々が住む街だから、私は香港を愛してやまないのだと思う。

久々となった今回の香港旅行は初めて6日も滞在したのでゆったりとできたし、遠くまで出かけて香港の持つ自然の魅力にも触れられてとても満足のいくものだった。本土につながる高速鉄道もまもなく開通するようだし、3年後には故宮博物館の分院も出来るようだから、それを楽しみにまた香港に行きたいと考えている。

以下、今回やり残したことを中心に次の旅への備忘。
・観塘から北角までフェリーに乗る。
・ハッピーバレーの2階テラス席で競馬観戦
・新界の客家の城塞村(吉慶園)に行く
・生記茶餐廳の蟹おこわ
・太子の興記麺食家の水餃麺
・大角咀の和記海鮮の朝飲茶


載せきれなかった写真のあれこれ
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↑街のあちこちで見かけたマメ科の花バウヒニアは香港の国旗に描かれているあの花だと初めて知った。
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↑冬の風物詩、焼き栗売り。裏路地で昼から仕込んでいるのも見かけて、思ったより手間がかかってるのだと知る。
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↑太子駅出口近くの横断歩道横のコンクリ柱にマジックで書いてあった。これを見て電子レンジの修理を依頼しようという人はいるのだろうか・・・
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↑と思って三歩歩いたらこちらの電柱にも!気づいてしまったあたり、すっかり相手の計略にはまってしまった。
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↑セブンイレブンの入口に設置されていたオクトパスカード決済機。入口にある新聞だけを買う人専用に設置されているようだ。へー。
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↑私は維他
が好きだ。

2017年2月11日 (土)

香港飲食男女Ⅲ-27:香港老飯店・新園興記焼臘飯店

【香港老飯店(上環)】
香港滞在最後の一食はこのところ香港老飯店ばかりになっている。11時から店を開けており、料理がやってくるのも早く、残してしまった料理はきちんとタッパーに入れてくれるので、機内食代わりになるのもありがたい。

今回は初めて香港島側の店に足を運んだ。以前は北角にあったのが上環と中環の間くらいに移転してきてくれて、食事をした後に機場快線で空港に向かうこちらとしてはとても便の良いロケーションとなり、使い勝手が格段に向上した。
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↑11時の開店直後。12時過ぎには続々と客がやってきた。


こちらのグランドメニューは一部写真付きで、しかも日本語も書いてあるので、注文を大きく外すということはないだろうと思う。
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↑ただし日本語はあまり正確ではない。

いつも頼む酔鴿、それに椎茸の煮込み、燻製玉子と蜜をまぶした胡桃、揚州炒飯を注文。前菜として注文した燻蛋核桃はさほど燻香はなく普通の半熟玉子にしか感じられなかったが、胡桃は甘じょっぱく、それでいて香り高く、いかにも食欲を刺激するあと引く味わいで、立派にスターターの役割を担っていた。
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↑川崎の松の樹で食べているそれと遜色ない。

ここに来る目的である酔鴿子(子鳩の紹興酒漬け)は相変わらず酒の香気だけをまとい、ふるふるした皮とむっちりと繊細な身の具合が絶妙で、たまらなく美味しい。鴿不足をずっと感じていた旅だったので、最後の最後にこれが食べられて甚く満足した。
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冬菇菜心は椎茸の厚みが半端なくあって歯応えがよく、それにも関わらず深奥まで旨味が染みわたっていて大変おいしい。10年くらい前に麻布の富麗華で食べたものを思い出したが、こちらのものは化学調味料の味が全くしないのにぶ厚いコクを感じさせるもので、その力量に大きな差があることをまざまざと知らされた。
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最後の最後で食べた炒飯はもちろん申し分なく、いつものように半分を「ダーパオ(打包)」といってテイクアウトをお願いしたら、簡易タッパーにいれて箸とスプーンもつけて持ってきてくれた。バニラエアは機内食がないので、これは小腹をつなぐのに重宝した。
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以上にビール1本で503ドル。どの料理も高水準で何を食べても旨いし、店のロケーションも良く、店員もきびきび対応してくれるのでゆったりと食事に向かい合うことができる。相変わらずの良店だったので安心した。

【新園興記焼臘飯店】
帰国後の夜ご飯としていつも焼臘屋で弁当を買って帰っているので、今回もそれにならってホテル近隣で店を探したところ、上環街市そばのこちらに行き当たった。

店に入ってみると店頭に丸焼きした豚の半身がぶら下げられて、どうやら余分な脂を滴らせて抜いているらしい。これは良さそうだ。
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入って左にあるレジにいた店員に「外売 焼肉叉焼飯×1」と書いたメモを差し出すとすぐに厨房に通してくれた。厨房には豚のローストが部位ごとに分けられてぶら下がっており、私のものには尻の部分とあばらの部分から切り分けられたものが入れられた。偏りのないようにする工夫がされているなんて知らなかったので、へーっと少し感嘆。

ここは40ドルしないのに、持ち帰りでも例湯(日替わりスープ)がつくのだが、これはもらっても処理に困るので「ウォー プーヤオ レイタン(我不要例湯)」と普通語で言って見たら、「ハァ?」と怒気を発して言われたのですごすごとホテルまで持ち帰った。
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帰国後肉を魚焼きグリルで炙って食べたら、香ばしさが甦ってなかなか美味しいものだった。上環での買い出しの途中に水準の焼臘で腹を満たしたいという使い方には好都合な店だと思う。

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2017年2月 1日 (水)

香港飲食男女Ⅲ-26:IFCモールと中環・香港駅

銅鑼湾で食事を終えて家人がIFCモールのレーンクロフォードとシティースーパーに行きたいということでお供する。中環で下車してあっちをいったりこっちを行ったりしてようやくIFCに到着するも肝心のレーンクロフォードがどこにあるのか判らずまたウロウロ。ようやく案内板を見つけてそれを頼りになんとか到着。

伊勢丹っぱい雰囲気の店内はハイファッション過ぎてついていけず、居心地はあまりよくない。家人のお目当ては限定品の紅茶らしかったが今は取り扱っておらず、似たものを購入。

それからシティースーパーに行ったが、コンセプトが日本の高級スーパーということで日本製品の取扱量が多く、あまり目新しい品に出会えずやや消化不良。帰りがけビクトリアズシークレットの店を初めて見かけたが、店先ですら甘ったるい香りがしていてなんだか凄いなと思わせられた。(余談だが、帰りの機場快線でひとりここの小さな紙袋一つだけ持ち、「HONGKONG」と書かれた真っ赤な帽子をかぶっていたマレー系の中年男性に出会ったが、なかなかのインパクトがあった。)

腹ごなしに干諾道沿いのペデストリアンデッキを通って上環まで歩いて帰ったが、マカオフェリーターミナル横に小さな公園があって九龍側の夜景が臨めたのでしばし小休止。帰国前夜に香港らしい景色を眺めるひと時が過ごせて良かった。
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↑スカイ100のイルミネーションの芸の細かさに感服。

翌朝、買い足りないものをパークンで買おうと中環の坂を登っていく。ここなどいかにも香港島という景色で心が弾む。
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目当てのパークンは泰昌餅家本店の裏手に入口があったが、路上市場のテントに隠れて見つけずらかった。

↑セブンイレブンのはす向かいに小さな入口があり。

ここでも家人がガーデンのチョコレート菓子など細々した土産を購入。帰りがけ九記牛腩の前を通ったら、大量の伊麺が店先に無造作に置かれていた。
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いよいよホテルをチェックアウトして香港老飯店へ徒歩で行き、食事後は干諾道×機利文道近くから前夜通ったペデストリアンデッキに上がって香港駅まで歩いていったが、5-6分で到着して思ったよりも随分近かった。


↑この右手のエスカレーターからデッキへ

グーグルマップのルート検索だと妙に海側を大回りするルートを推奨されるが、この行き方だとすんなりしていて苦にならなかった。到着時と同じように予めネットで購入しておいた割引チケットを使って空港までは機場快線ですんなり移動。LCCであるバニラエアの宿命でチェックインしてから搭乗口まで大移動(30分以上かかった)してちょっとぐったり。待合でやっていた沙田競馬場の実況を見る気も失せて、しずしずと搭乗して帰国と相成った。
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2017年1月25日 (水)

香港飲食男女Ⅲ-25:龍皇酒家

【龍皇酒家】
買い出しが終わって広々としたホテルでのんびりしている内にあっという間に夕方になった。家人はこの旅でまだまともな鳩のローストに出会っていないのを口惜しく感じていて、タブレットにかぶりついて近隣の店の探索に勤しんでいた。

ではこちらもと「上環 粤菜」でオープンライスを検索したところ「唐宮小聚」が上位に挙がってきた。ホテルから歩いて3分、鳩も売りにしているようだが、「唐宮」が若者向けに作った店ということで妙に小奇麗で女子向け感が強い。

ではその「唐宮」の本拠地に行こうかと思って調べたら、信頼している「香港次どこブログ」さんに「店名が変わって龍皇飯店となってます。引き続き名物の鳩はあります。」という記事に出会って、ここにするか…とさらに調べたら、なんと一昨日行った「上海緑楊邨酒家」と同じWTCビルの一つ上の階にあるという。

これも何かの巡りあわせだろうとホテルのフロントに早速予約を頼むと「18時から1時間半だったらOK」とのことだったので滑り込みで席を確保し、またしても銅鑼湾の世貿中心ビルに足を運ぶこととなった。

こちらは緑楊邨とは違って窓がないホールに通されたが、開店直後というのに席は7割方埋まり、奥の宴会席からはどっと歓声も上がって何やら活気に満ちている。メニューには写真はなく、漢字と英語から類推して選択し、紙に書いて渡すとすんなり注文が通った。

前菜替わりの「金蒜陳醋拍青瓜」はにんにくと黒酢、微かなスパイスを叩ききゅうりに和えたもの。口がさっぱりとして胃をノックするにはちょうど良い。

そして待ちかねたこの店自慢の鳩のロースト(潤焼妙齢鴿)が登場。
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見た目は少しやせた感じだったが、「潤焼」と銘打つ通り肉汁の滴り具合がかなりのもので、ようやく満足のいく一品に出会えて満足。

季節野菜の炒めは「田翠八景」と称していて、その名に違わず様々な野菜が一皿の上で競演していた。
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そのいずれもが抜群の火の通りで歯触りが良く、噛めば各々の風味がぐんと口に広がっていく。ごくあっさりとした塩味が素材ごとの味わいの違いをより鮮明にしていて、その加減たるや実に心憎い。また正式な名称は判らなかったが、なめこに似たきのこの歯触りの心地よさは特筆すべきものだった。

最後に登場した「蟹肉粉絲煲」は実にかぐわしい湯気を立て、ジュウジュウいいながら土鍋に入って登場。
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家鴨の水掻きやナマコなど高級乾物ばかりをひたすら食べていた隣の普通語使いの接待客が羨ましげにこちらを見入っていたが、「どんなもんだい!」と鼻を明かしたように思われて気分がいい。

春雨には甘からずしょっぱからず実に絶妙に味付けが施されており、蟹肉のあっさりした身の甘みと味の均整が取れていてとても良かった。また鍋底には紫玉ねぎが敷かれていて、これが春雨の焦げ付きを防ぎつつ、玉ねぎ自身が飴色になって甘みと香りを放つ算段となっていて、よく考えられているなぁと感心した。

〆にはココナッツと金木犀のゼリー(椰香桂花糕)を頼んだが、金木犀の花の香りが心を溶かす一品で、品の良い甘みといい申し分ないデザートだった。
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ここ数年で一気に店を増やしている勢いのある店のようだが、どの皿も工夫と適切な調理を感じさせて完成度が高く、その割に給仕係がフランクでチャーミングなところも気張らずに済んで居心地がいい。

お運びのおばちゃんに「マイダン(埋単)」と伝えたら「お客さんのは本土の発音だねー。香港だとマイタ~ンだよ。ところで日本語ではなんて言うの?」と屈託なげに話しかけて来るので「オ・カ・イ・ケ・イ。不知道吗?(知らない?)」と答えると、目をぱちくりさせて「不知道~!」と言いながら勘定書きを持って行ってくれた。

店に勢いがあるからか、働いている人は皆きびきびと活気に溢れていて、それが食欲を大いに刺激してくれる。そういう好循環の只中でこの店に出会えたのはとても幸運なことだった。以上にビール2本、サービス料10%で523ドルは納得の勘定。旨い広東料理を食べたいという時には真っ先に思い浮かべることになりそうな良店だった。

2017年1月24日 (火)

香港飲食男女Ⅲ-24:生記清湯牛腩麺家・生記粥品専家

ホテルを出てマーサーストリートの突き当りの階段を上り、
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↑写真はネットから引用

少し東に行ってこのone96の横の暗い細道を抜けると九記牛腩の麓に出る。
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しかし階段を見上げると14時半にしてこの行列。
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家人は思い入れが強いのでそれでも並ぼうとしたが、流石に30人近い待ちでは小一時間程度待たされるだろうと判断して断念、そういうこともあろうかと調べておいたホテル裏の「生記清湯牛腩麺」に向かう。

こちらも店の入り口の前に人だかりが出来ていたが、持ち帰りの客がたむろしていただけで、店員に声をかけるとすぐに奥の方の席に通してもらえた。ここは迷わず大名物の清湯牛腩麺を頼むと程なくして運ばれる。
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ささにごりした出汁からはいい香りが立ち上り、これは良さそうだなと啜ってみると、深い味わいながら後口がさっぱりとした仕上がりでとても美味しい。バラ肉もよく煮込んであってほろりと崩れ、噛み締めた時に感じる旨味やふるふるとしたゼラチン質の旨さは九記に遜色ないと感じられた。

麺が旨かったので粥も旨いだろうと翌日の朝には粥屋の方の「生記粥品専家」にも行く。活気あるおばちゃん店員の声が行きかい、厨房の粥の鍋からは絶え間なく湯気がのぼっていて、まだ朝が明けたばかりの眠たげな暗い通りと比べると、店内には溌剌とした明るさがあった。

ここでは定番の痩肉皮蛋粥を頼んだが、肉が独特。加熱する前にミンチ肉を何度も何度も執念深くかき混ぜて細い繊維状に仕上げているようで、まるでコンビーフが混ぜ込まれたような感じになっている。(最初は出汁取りの干し貝柱かなと思ったほど。)
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↑麺・粥ともに36ドルだったと記憶。

噛み締めると肉の風味が広がり、細切り肉よりもきちんと火が通るので衛生的にも理に適っている。葱としょうがは別皿で頼まねばならないが、念の入った美味しい粥が食べられてとても満足した。

2017年1月22日 (日)

香港飲食男女Ⅲ-22:シタディーンマーサー香港

そうは言っても冬ではあるし流石に5泊も湯船に浸かれないとしんどいかなと思って、最終日買い出しをする香港島上環付近でバスタブありのホテルを探したところ辿り着いたのがここシタディーンマーサー。シタディーンはホテルブランドで、マーサーというのはホテルが位置する孖沙街(マーサーストリート)に由来するようだ。
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↑またもやペンシルビル(写真はネットから引用)

買い出しする店もほとんどが歩いて5分程度の所にあり、よく行く九記牛腩もあのジェニーベーカリーも至近、麺と粥で有名な生記は1分とかからない。上環駅からは3分、行きつけの香港老飯店が北角から上環に移転してきていてここも近く、機場快線の香港駅も徒歩圏内。

最終日を過ごすにはまたとないロケーションだったので、ホテルズドットコムのマスターカード決済12%オフキャンペーンを使って、真ん中のクラスのスタジオプレミアを予約。1か月と少し前だったが、1泊22,000円ちょっとだった。

太子のルプラベルホテルを昼前に出てここのフロントには12時半には到着。チェックインは14時からだと言われたので先に買い出しに行き、戻ってきて部屋に入る。26階の部屋のキーを貰ったが、確かスタジオプレミアは低層階だったはずでは…と思って部屋に入るとやはり1ベッドルームエグゼクティブにアップグレードしてくれていた。(本来だと3万円弱する部屋だったと思う)これはありがたい。

サービスアパートメントだった名残で入って左にキッチンがあり、右にはダイニングテーブル、その向こうに大きなソファとリビングが展開し、ガラスで仕切られたベッドルームにキングサイズベッドとデスク、バスルームがあってかなり広い。前日までのホテルが15㎡でこの部屋が38㎡と一気に2.5倍に広がったのでしばらくはちょっと慣れなかった。
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↑5日ぶりの湯船の気持ち良かったこと・・・

また部屋には備え付けのスマホもあって滞在中は使い放題のようだったが、特段必然性を感じず利用はしなかった。部屋のwi-fiは問題なく、ワンフロア2部屋しかない上に隣は客が居なかったので本当に静かで、ゆったりと滞在することができた。

フロントマンは中心顧客の欧米人にあれこれうるさく言われるからか、やや硬い毅然とした態度だったが、とあるやり取りをしていて向こうが勘違いをしてることに気づいた時には「オーップス」と言いながら実にいい笑顔を見せて、なんだかほっとした気持ちになった。また、夜のレストランの予約も粘ってなんとかテーブルを確保してくれたし、黙っていても部屋をアップグレードしてくれたりするなど、素っ気ないように見えて顧客志向性は高いと感じられた。そのお蔭で何不自由なく長旅の疲れを癒すことができてありがたかった。

ホテルライクなサービスは不要だが、ゆったりと広い部屋にそこそこの値段で泊まりたいという方には好都合なホテルだと思う。

2017年1月21日 (土)

香港飲食男女Ⅲ-21:エッグタルト食べ比べ・凱施餅店

5日目。午後に上環のホテルへ移動するので、午前中は深水埗へ出てちょっと散歩し、豆乳と蛋撻を買い込んできて朝飯代わりにしようという算段。

まずはホテルからすぐの金華冰廳へ行き、大名物のパイナップルパンではなく蛋撻を二つ購入。8時過ぎだったがほんのり暖かい。
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そのまま旺角まで行ってMTRに乗り、深水埗の公和へ。直前に「衛生設備が不可判定となり、店内では飲食できなくなった」という現地紙の記事を見ていたので、持ち帰りにする。初めて行ったからよくはわからないが、店は確かにがらんどうとなっていて、客席は無かった。家人に注文を任せたら、希望の温かいものでなく冷たい豆乳でしかも甘くちょっと残念。これなら
維他奶で充分事足りる。
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そこから西九龍中心に寄って、蛋撻で有名だという泰昌でパイ生地のものとクッキー生地のもの両方を買って帰る。
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↑こちらは原味の方

この旅では随分蛋撻を食べたが、個人的には泰昌(原味)>泰昌(酥皮)=多多餅店=金華=凱施餅店という評価になった。多多と金華、泰昌(酥皮=パイ生地)は味が似ていて、カスタードのクリーミーさが勝つタイプ。
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↑多多餅店の
葡式蛋撻。葡式6.5ドル、港式3.5ドル。差の理由は判らず。


凱施餅店は玉子の味が強く、どこか手作りプリンを思わせる素朴な風味があって、個人的にはそこが気に入っている。
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↑石澳の浜辺で頬張った凱施餅店のもの。

一番の泰昌(原味)はクッキー生地になっていてさくっと香ばしく、その上塩気があり、それがカスタードクリームの甘さを際立たせ、味に奥行きを与えている。その点で他のものより頭一つ抜けていると感じた。

ただし、えげつないと噂される稲香グループに買収されてから、ここ2年ほどでどんどん値段が上がっているようで、他のパン屋では大概4-5ドルなのにここの西九龍中心店では6.5ドルした。驚くことに翌日訪問した中環の本店では9ドルだった。一物二価という異常な手段をとっているのは、本店に日本人と韓国人が来ては大量購入するからのようで、店内には日本語とハングル語が踊っていた。

滞在中グループの店でプラスチック製の米を使っていると指摘され問題になっていた稲香Grなのでその継続性に疑義はつくものの、今なら泰昌(原味、除く本店)だろうと思う。

【凱施餅店】
前回の旅で蛋撻を食べて美味しかったので調べたら、ホテル至近の太子駅前に店を出していたので滞在中何度も足を運んだ。
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ここは店内に窯があってそこでパンを焼く方式で、そのきちんとした味が支持を得ているらしくあちこちの駅前でその姿を見かけた。前述の蛋撻も水準の出来でまずまずだったが、はまってしまったのはマンゴープリン。
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マンゴーが熟す時期だったからか、果実の濃縮感たっぷりのプリンが実に旨く、その上にさいの目に切ったマンゴーが乗り、ご丁寧にもマンゴーゼリーを薄くかけまわして果実がゴロゴロ転がってしまうのを防止している。

この心配りはもちろん味にも及んでいて、クリーム味でごまかし気味のしゃばいものが多い中、マンゴー度が極めて高くて小さめのカップでも十分に満足できた。(許留山で食べたものよりも個人的には良かった。)これで14ドルというのは誠にお安く、ついでに買った豆沙餅(あんこ入り焼餅)も甘さが程よくいい出来だった。

気に入りすぎて日本でのばらまき用お菓子もこちらの上環店であんこパイ(豆沙酥)にしたほど。これは一つ3ドルで、個包装されているのでこちらのニーズに持って来いのものだった。
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手頃に美味しい甘味が買える店なので、次回以降も重宝しそうだ。

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↑ケーキ類も見目麗しくいずれも美味しそうだった

2017年1月20日 (金)

香港飲食男女Ⅲ-20:鳳城酒家

【鳳城酒家】
前回の旅で訪れた「陵發潮州白粥」がホテル至近だったので今回も行こうかなと調べてみたら、香港にワーキングホリデーで行き様々な料理店で修業された方の記事に出会った。その方が一番お世話になったのが「鳳城酒家」で、焼き場専門の厨師が毎日名代の「化皮乳猪」(子豚のロースト)をじゃんじゃん焼いているという。調べてみると、なんとホテルの真裏という立地。

これは行かねばと20時半ごろ予約もしないで行ってみると、店は9割の入りでうまいことすぐにテーブルにありつけた。連日のご馳走尽くしに胃は疲れ気味。簡素なメニューにはこの店が売りとしている順徳菜(広東省では名厨師を輩出する地域として知られ、福臨門の創業者もここの出身とのこと。道理でメニューが似ている。)のあれこれが載っていてどれも試してみたくなる誘惑にかられたが、身体と相談して大名物「化皮乳猪」」と「八宝豆腐羹」、それに白飯にビールを注文。

ビールを頼んだ突き出しなのか、小碗で大根・きゅうり・人参のピクルスが出されたが、これが疲れ気味の胃には好適な一服の清涼剤となり、あまりのおいしさにおかわりを所望したら、快く応じてくれてありがたかった。
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そして”馳名”と銘打って店が自信を持っている化皮乳猪が到着。見事な焼き上がりの姿に期待が高まる。
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早速口にしてみると、表面のごく薄い皮の部分が薄玻璃のように繊細に砕けて、その度に香ばしさが口腔を覆う。仔豚だけに脂身がさほどついておらず、肉質も筋肉の成長途上だからふんわりとしていて、全体にあっさりと品の良い風味にまとまっている。なるほどこれはいい。

八宝豆腐は結構な大鉢で登場。叉焼、海老、グリーンピース、溶き卵、椎茸など五目炒飯に入る具材が豆腐とともにあっさりとしたスープで煮込まれているもので、これもあえぎ気味だった胃の腑に沁みわたって、なんだか昼寝をしている時に上掛けをかけてもらった時の有難味を感じた。
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↑これは取り分け後の写真。

実は二日目の昼には飲茶にも訪れていて、その際には山竹牛肉丸(筍入り牛肉団子)が驚きの弾力とボリュームでとても良かったし、合桃叉焼
もさくっと甘い生地と叉焼の甘辛さがよく合っていて美味しかった。
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↑山竹牛肉丸
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↑合桃叉焼
酥。合桃とは胡桃のことのよう。

ただ信頼している香港のブロガーKC氏推奨の上湯炸粉果は皮があまくて今一つ自分には合わず。また家人が頼んだ鮮蝦腐竹巻(海老すり身の湯葉巻揚げ)は冷めていてちょっと残念。
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↑揚げたてでさくっとしているところは良かった。
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↑昼には早い時間だったから早茶の残りか

それでも夜でその実力の片鱗は垣間見えたので、こんどは灌湯餃(スープ入り餃子)や店お勧めの順徳菜を頼んで色々と食べ比べてみたい。参考:夜=410ドル、昼=130ドル
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