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2019年7月30日 (火)

小山台高校野球班を応援する2019

去年母校の応援で初めて高校野球の予選を観戦したが、今年は区内の公立校小山台が東東京の第1シードということで動向を追っていたところ、順当に勝ち上がってきたので二度球場に足を運んで応援した。その内5回戦の対安田学園戦は痺れた。
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8回まで散発な攻めが続き、0-3と劣勢のまま9回表の攻撃に。ここからが凄かった。ヒットと四球で1アウト満塁として7番森君のライト前で1点。続く代打香取君はサードゴロ。三塁ランナーが生還して2-3となったがサードベースにタッチされ2アウト、更に素早く1塁に投げて万事休すか・・・・と思ったがセーフ。危うくゲッツーを逃れ、なんとか2アウト1・2塁で9番ピッチャーの安居院君。フルスイングでレフトに上がった打球はふらふらと思ったよりも伸びて行って・・・レフト倒れこむも捕球できず!1・2塁走者が生還して4-3と逆転!

スタンドは狂乱状態で、自分も家人とハイタッチをして大騒ぎ。9回裏はピチっと3人で閉めてゲームセット。劇的な勝利で言いようのない昂揚感にスタンド全体が包まれ、もの凄い熱気と興奮。高校野球の醍醐味を味わい、帰路の間はずっと家人と試合回顧をした有様。

その後準決勝、決勝と勝ち進んだが、2年連続の準優勝。実に惜しかったが、選手たちはやり切った晴れ晴れとした顔で表彰式に臨んでいて、実に清々しい気持になる。決勝は強力打線を封じ込めようと戦略を練って臨んだと翌日の記事(
「都立の星」小山台を支えた捕手決勝を見据え餌まいた)を読んで知った。確かに強打者相手に内角をズバズバ攻めて、研究しつくしているなぁ・・・と思っていたが、遥か二試合前から敢えて外角の球ばかり投げて、相手に「外角しか投げてこないバッテリー」と思い込ませていたとは・・・”武蔵小山の諸葛亮”と呼びたいくらいのキャッチャー吉田君の戦略にただただ感嘆するばかりだった。

私立高は関東一円から選手を集めて寮生活をし、午前中で授業を終えて午後は全員でバスに乗って近県に備えられた広々とした練習グラウンドで毎日数時間みっちり練習というのが主流だという。対して小山台は武蔵小山駅前の狭小なグラウンドを他の班活動と共有し、しかも夜学があるので練習は3時半から5時まで。勉強を疎かにしないため週一日は休みをとり、赤点や1を取ったら野球禁止という。もちろん野球推薦で入学する選手はおらず、偏差値も68程度と最上位クラス。そういう限られた環境の中、知恵と工夫と努力で互角に渡り合うチームの姿は、我々大人も随分学ぶべきところがあると思わされた。

熱狂する上に学びまである。高校野球観戦はなかなかいい趣味だと改めて気づかされたこの夏だった。小山台高校野球班の皆さん、お疲れさまでした。そして有難うございました。

↑神宮でこの応援を聞いて胸が震えた・・・

2019年1月 1日 (火)

2019年のおせち料理

大人になったら行きつけの店でおせちを誂えてもらって楽しみたいという宿願が、学生の頃からあった。今年は平成最後の正月、三十年色々あったが自分たちなりに刻苦精励したとの思いがあり、その労りに宿願を叶えようと足繁く通っている「きよ友」さんで受け付けていたおせちを頼んでみることにした。

大晦日、前日から徹夜で仕込んでいたという重箱を持ち帰り、明けて元旦、期待に胸膨らませて包みをほどく。
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実りの象徴、稲穂が添えられた重箱を開けると、端正に調製された祝肴の数々が並んでまさに壮観。
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一の重は錦玉子・伊達巻・紅白蒲鉾・数の子・帆立旨煮・栗渋皮煮・鴨ロース・栗金団・田作・車海老旨煮・黒豆、二の重には鰆西京焼・鰊昆布巻・子持鮎甘露煮・酢蛸・菊花蕪・煮締(梅花人参・蓮根・八つ頭・牛蒡・椎茸・筍)。

いずれも初日の出の光で照り映えて実に旨そう。
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そして見栄えどおりにいずれも旨くて酒は進むし、思わず笑みはこぼれるしで素晴らしい新年の口開けとなった。特に子持鮎甘露煮、鴨ロースが酒に合い、煮締も筍のみずみずしさや八つ頭の滑らかな舌触りとこっくりとした味わいが格別で、用意していた澤屋まつもと守破離は夜には空いて、早々に剣菱の応援を得る始末。
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御値段二万円也と値は張るように思うが、素材と調理の確かさを考えれば十分に値打ちのあるもので、ワインの小瓶も箸も敷紙もついて至れり尽くせり。来年もなんらかの理由を作って頼むようにしたい。

自分では雑煮とかぶら寿司を作った。今年の雑煮は鶏ハムを自作して餅に載せるようにしてみたが、その方がおさまりが良くて見栄えがいい。
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かぶら寿司は初めて作ってみたが、皮をむいて漬け込んだことから乳酸菌が少なかったようでべったらっぽい出来に。塩鰤の代用で生ハムを挟んで食べたがこれは申し分なく代役を相勤めてくれた。取り合わせを考え付いた自分を褒めたいところ。
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菓子は花びら餅を初めて楽しんでみようと思い、御嶽山の「呂万寿」へ出かけて購入。求肥の出来が素晴らしく、ふわふわ具合が赤ん坊の肌を思わせて、なるほど常若を願う新年の菓子に相応しいものだった。
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他にも梅や鶴などを模った上生菓子も堪能して、いい正月を迎えることが出来た。ありがたい限りである。

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2018年12月23日 (日)

ベランダで紅葉を楽しむ2018

今年もベランダでハゼノキとモミジの紅葉を楽しんだ。

ただ、ハゼノキは鉢に対して上背が伸びすぎたせいか、葉が色づく前に落ちてしまう量が増えて紅葉を楽しむには至らなかった。来年は枝を切り返して低く作るようにし、再度美しい紅葉を待ちたいところ。春に根切りをし、一部を株分けしたりしたが、そうした負荷も影響したのかもしれない。

一方モミジは梅雨時期に枝を剪定し、葉切りも行ったのでかなりの葉がきちんと紅葉して眼を楽しませてくれた。
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一部の葉は料理のあしらいとして活躍してくれて、秋の風情を食卓に運んでくれたりした。来年も梅雨時期の手入れを怠らずにすることとしたい。
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一方、昨年妻がお祝いにもらった蘭に水をあげ続けていたら、どんどん脇芽が成長していき、年が明けた頃からは花芽も膨らみだしてきて期待が高まる。なんとか春には花を咲かせてみたい。
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2018年9月20日 (木)

中秋の名月を楽しむ

今年は酷暑だったからか、涼しくなって中秋の名月が近づいてきた時にお供えをして楽しむかな・・・という考えがもたげた。

偶々近所の花屋の前を通ったら、秋の七草を取り入れた花束が売っていたので、御嶽山の和菓子店「呂万寿」に行って菓子も仕入れて、家で飾ってみたところ一気に秋らしい風情が出て、虫の音も心地よく中秋の名月を愛でることが出来た。
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月見団子は固まってしまうので、満月の描かれた薯蕷饅頭で代用。他に黄身時雨を満月に見立てた一品が秋の雰囲気を濃厚に伝えて良かった。
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胡麻一粒があることで虫の音も聞こえてくるかのように思われるのだから不思議なものだ。

人生においてどうやら秋の季節を迎えたことでもあるし、これからしばらくはこの月見の慣習を生活に取り入れて、しんどかった夏との別れを告げる日として大事にしたい。

呂万寿和菓子 / 御嶽山駅久が原駅雪が谷大塚駅
昼総合点★★★☆☆ 3.7

2018年6月25日 (月)

小池公園のカルガモの親子

今年も小池公園にはカルガモの親子が現れた。GWごろに二組、5月の終わり頃に一組と計三組。先行組が1か月ほど経って高校生レベルまで成長したところで後続の親子が現れたので、長く愛らしい雛を見ることが出来た。
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この時期は様々な野の花も咲いて目を楽しませてくれるし、池を吹き渡る風も心地よく、散歩の目的地としてはうってつけ。ある日など、カワセミが池の水面近くをエメラルド色の流星が渡ったかと見紛うほどに美しい飛翔を見せてくれた。
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ただ、今年は大量に餌付けをする老人が多く、カルガモも人を見かけると寄ってくるようになったし、アオサギなどは完全に手なずけられて老人を追いかけて池をあちこち飛び回っていた。
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↑人影を見て近寄るアオサギ

そのためか今年は雛が相当数成鳥となっていて、このペースで増えると先々鳥害問題が起きるのではという軽い懸念も脳裏に浮かぶ。孤愁にさいなまされているのかもしれないが、禁止されている事項は守って節度ある見守りをして欲しいと感じた。
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(以下2017年の記録)
住宅地の中にひっそりとある小池公園は散歩の目的地としてうってつけでよく出かけていくが、春、藤棚の花が盛りを迎えるころに姿を現すカルガモの親子は心和んでいい。この春は毎週のように出かけてその姿を眺めてはしばしうっとりとしていた。
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愛らしさもひとしおに感じられるようになったある日など、ベンチに座っていた私に向かって親子が行進を続け、ベンチは雛に取り囲まれ、人慣れした母ガモは物欲しげに私の顔をじっと見るので、虫やしないに持っていた蒸しパンをちぎってやると、母ガモは全く興味を示さず、雛たちが騒々しく啄ばんで、やがて向こうへ行ってしまった。思わぬ出来事にさらに熱を上げてしまった。
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ただ、雛は池に住むすっぽんや野良猫にさらわれてしまうようで、2週間もしないうちに半数になり、1か月半後成鳥なみになったのはわずか二匹だけだった。こんな住宅地の真ん中でも自然の生存競争は静かにそして確実に進行している事実を知った。ことしはバンのつがいも雛を育てて賑々しかった小池公園。来春も藤の花が咲いたのを見かけたら足しげく通ってみようと思う。

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2018年6月20日 (水)

もみじの剪定で季節を感じる

ここ4-5年紅葉を楽しみにモミジとハゼを育てているが、無手勝流で枯れない程度に水をやることに終始してきたところ、枝がひどく繁茂してきて更には紅葉のシーズンを待たずにかなり落葉してしまうことも問題となり、今年は遂に盆栽の育て方を学んで、梅雨前には葉と枝の剪定を行ってみた。

とくにモミジは枝の成長が著しく、大胆にザクザクと切り落としていったので、気分がさっぱりとした。加えて切り落とした青モミジを花瓶に挿して飾ったら、初夏の爽快さを部屋に持ち込んでくれるという余禄があった。
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おまけに水を替えれば2週間ほどは青々としたままで、梅雨のジメジメした気分を振り払うのには好都合だった。
葉は洗ってから冷奴に浮かべてみたら、爽味が増して微発泡が心地よい澤屋まつもと守破離との相性は抜群。この組み合わせはこの時期としては至高の取り合わせのように思われた。
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盛夏に出かけた那須烏山で鮎を買ってきて、そのあしらいにも使ってみたが、一気に川辺の雰囲気が出て気分を盛り上げてくれた。
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不要な枝や葉を選定した方が秋の紅葉の色づきも良いとのことで、これからは梅雨から夏にかけての我が家の風物詩としたい。

2018年5月20日 (日)

カリモクKチェアの座面交換

自宅ではカリモクのKチェアに座っていることが多いのだが、先日座った途端に座面の底が抜けてしまってびっくりした。
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座面の裏をのぞき込むとカバーが破れ、スプリングのワイヤが破断していた。
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かれこれ8年も使っているので寿命が来たようだった。調べてみると座面だけの販売をしているとのことだったので、新宿の店に在庫を確認したところ「店頭に在庫はない。工場に在庫があれば1週間後の納品となる。」とのこと。GWも挟まって壊れて10日経過したところでようやく自宅に座面到着。

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ソファを分解して座面を取り外そうとしたところ、ひじ掛けとの隙間に入り込んでいた大量の埃に遭遇。これを取り払うことが出来ただけでも、壊れて良かったと思われた。
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組み立て自身は難しいこともなく、20分ほどで交換完了。以前のものに比べて素材が薄く、照り具合もマットに変わったようだが、遠目に見ればさほどの違和感もない。
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取り外した座面は重くないものを乗せる分には問題なさそうだったので、機会を見て下にボックスを置いてオットマンとして再生させたいと思っている。
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↑使い込まれた丸椅子をサイドテーブル代わりに使用中。高さが丁度よく、取り回しも良くって重宝している。

2018年4月 1日 (日)

ベランダで菜の花を育てる

不惑を超えてから寒い最中に花を咲かす草木に心を寄せるようになった。厳しく耐え忍ぶのが精一杯のこちらを尻目に、命の精華を惜しみなく咲かす力強さに憧れとも尊敬とも言えぬ有難みを覚える。

年が明ければ水仙が咲き、しばらくすれば梅がほころび、直にこぶしや木蓮が膨らみ始めると桜も間もなくといったところになる。そうなると足元にははこべら・仏の座・菫・たんぽぽ・花大根がいつの間にか顔をのぞかせている。

ここまでくればもう春だが、その兆しを感じさせてくれる菜の花にも一方ならぬ思いがあって、今年はベランダで育ててみることにした。11月下旬に種をまき、その後今年の寒さもあってか遅々として成長しなかったが、節分を超えたあたりから背丈がぐんと伸びだして3月に入ってついに開花。その鮮やかな黄色が心に沁みてじんわりと暖かな気持ちになる。
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その後何段にも花を咲かせ、更には脇から数本花芽も伸びて4月に至るまでずっとベランダを彩ってくれている。結露越しの花の姿も季節の風趣があってなかなか良かった。
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花の部分だけワイパーで拭ってやると雪見障子のようにもなって、眺めながらやった剣菱のぬる燗は実に結構なものだった。
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育てるのに手間もかからず気持ちを華やがせてくれるから、来年も是非育てて楽しみたい。

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2017年12月 3日 (日)

洗足池で紅葉狩りピクニック

今年も九品仏の紅葉を愛でに行こうかと調べてみたら、境内の一部が工事中で囲いがされているとのことで断念。洗足池へ目的地を変更して出かける。

丁度昼時だったので温かい紅茶を入れて持っていき、長原のラ・モトピケでパンを買って坂を下ると陽光溢れる洗足池に到着。
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ところが洗足池も一部造成工事中・・・それでも紅葉はかなり綺麗に見られたので、さほど気にはならずに済んだ。

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池の端のベンチに腰掛けて遠くの紅葉を眺めながらパンを頬張る。今までモトピケではあまりピンと来たパンに出会えずにいたが、このバゲットサンドは歯応えもしっかりあり、チーズ・ハム・トマトと具材も好みで美味しかった。欲を言えばマヨネーズがもっと控えめなら、よりパンの風味を味わえたと思う。
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食べているとひらひらと枯葉が舞い落ちてくる
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紅茶には冬の支度を整えた梢が映る
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食べ終えて池をぐるりと一周。対岸にもぽつりぽつりと紅葉が。
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まだ散り残ったいちょうの黄色が美しい
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神社の社殿とのコントラストもいい
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少し陰ったところに燦然と咲く山茶花たち
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澪標に佇む都鳥。琳派の画題になりそうな。
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小春日和の陽気の中、思ったより散策を楽しめた。

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2017年10月15日 (日)

池上線1日無料デーに出かける

池上線が10月9日の東急の日に無料乗車券を配ると聞いて、なかなか行けていないところをピックアップして散策に出かけた。

真っ先に行きたいと思ったのは、小沢昭一の生まれ育った蒲田の女塚界隈。先だってユリイカの川島雄三特集を読んだ際、川島も蒲田撮影所に近いこの辺りのアパートに住んでいたと書いてあって、両人へ憧れを持つものとしては是非にも足を運びたいと思っていた所だった。

最寄駅の蓮沼は未だかつてこんなに混んだのを見たことがないという異例な事態となっていて無料の威力を思い知る。駅東側をしばらく行くと住宅街に入り、公園に「女塚」の文字を発見。
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しばらく行くと晩年小沢昭一がNHKのドキュメンタリーで訪れていた女塚神社が
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さらに行くと母校の相生小学校が見えてきた。
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今はみっしりと中層のビルが立ち並ぶ一角でひと気も少なかったが、昭和初期はまだ空地と新開の商店街が開けたばかりで活気もあり、実家の写真館は目立つ存在だったろうなぁと思いを馳せる。また、どこにも書かれてはいないけれど、小沢少年は町内に新米監督だった川島が住み暮らしていることを銭湯などで聞いたのではないだろうかとの夢想も広がった。

平坦な道を南下して行くとハングルや中国語・タガログ語など諸国の文字が並ぶ歓楽街があり、そこを越えたところが蒲田駅西口になる。丁度岩手旅行から帰って少し経ったところで、再び冷麺熱が高まってきていたから、冷麺の元祖である盛岡の食道園の料理長が独立して出したという店に行ってみる。
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池上線の高架沿いの飲み屋街の一角に店はあって、休日の昼時とあって8割の入り。運よく席にありついて早速冷麺を注文。基本に忠実な具材が乗った端正な姿の冷麺は、期待通りの出汁の風味と麺のコシで水準以上の出来。特徴らしい特徴は少ないものの、手堅くまとまっていて美味しかった。
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店の裏手にあるベトナム食材の店「福山商店」に寄ってニョクマムを買おうとしたところ本日はお休み。やむなく最終目的地である御嶽山の和菓子店「呂万寿」へ向かう。

御嶽山はホームの下を新幹線が通過するので、鉄道好きの幼子を連れた家族連れや本式の鉄の方が入り乱れ、やはりかなりの混沌状態だった。しかし、目指す呂万寿は和菓子屋の本道を行くひそやかさが保たれていて、ほっとした気持ちになる。
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季節柄芋と栗を使ったものが多かったので、芋ようかんと薯蕷饅頭、それに栗鹿の子風の上生菓子を購入。
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芋ようかんは鮮やかな黄色が間もなく色づく銀杏の黄葉を思わせる。つなぎを最小限にとどめているようで、口当たりは案に相違してふっくらしていて面白い。甘みは芋のものを生かす姿勢が感じられ抑制気味。ふっくらふわふわとした焼き芋を食べているようでその新食感が斬新だった。
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一方薯蕷饅頭は端正な姿とその肌の美しさが目を引いた。つまみ上げるとしっとりとした皮が指に吸い付くようでなんだか艶めかしい。そうして期待通りのむっちりしっくりとした皮の按配と、滑らかで仄かに甘い餡が大変品よく実に美味。後口も良く何個でも食べられそうだった。
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このところ近隣になかなか良い和菓子屋がなくて寂しい思いをしていたが、これからは雪が谷大塚のとよだへ行く際には寄って、季節ごとの味わいを楽しみたい。
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この後、一旦自宅に帰った後、夜に大崎広小路まで出てツタヤでDVDを借りて無料デーは終了。瞬間的に竹下通りの混雑を越えたという戸越銀座やスワンボートが1時間待ちとなった洗足池には寄り付かなかったので、面倒には巻き込まれずに済んだ。
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↑戸越銀座の大群衆(ネットから引用)

東急にはもっと名所開拓を掘り下げて、乗客が各駅に分散・回遊するよう計画・宣伝を練った上で、来年も実施してもらえれば幸い。

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↑東急にはこれくらい古い車両を輸出した国から再輸入してレストアの上、走らせるくらいの胆力が欲しいところ。渋谷の再開発の100分の1くらい還流すればできそうだと思うのだが、どうだろうか。(写真はネットから引用)


平壌冷麺食道園冷麺 / 蒲田駅蓮沼駅京急蒲田駅
昼総合点★★★☆☆ 3.3

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